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>>【写真10枚】盤外でも囲碁界を大いに賑わせた名棋士たち

日本棋院創立100周年の祝賀会にて(左から小林光一名誉棋聖、川淵三郎・日本サッカー協会相談役、中村史郎・朝日新聞社代表取締役会長、角和夫・阪急阪神ホールディングス代表取締役会長グループCEO、羽生善治・日本将棋連盟会長、井山裕太王座/筆者撮影)
日本棋院の新理事長に就任した武宮陽光六段日本棋院の新理事長に就任した武宮陽光六段(筆者撮影)

引退碁の観戦記を川端康成が担当した「名人」の功績


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 100寿
本因坊秀哉名人本因坊秀哉名人(写真提供:日本棋院)

 囲碁は徳川幕府の庇護を受け、いわゆる“専業棋士”が誕生したことで飛躍的に技術が伸びた。扶持が与えられたのが、本因坊家、安井家、林家、井上家。これら四家で競い合ったのだが、本因坊家が筆頭の地位で、ナンバーワンの名人を多く輩出した。世襲制で秀哉は二十一世本因坊となる。

 だが、徳川幕府が終焉し、棋士はよりどころを失った。そんな状況の中、「方円社」や「囲碁奨励会」など各所で囲碁団体が作られ、手合いを打ったり研究会を行ったり、棋譜を掲載した雑誌を発行したりするなどの活動が盛んになる。本因坊家も分裂や新組織との合同を繰り返していた。


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