塩野義製薬より、バーチャルYouTuber︵VTuber︶のシオノギカナデ︵Shionogi Kanade︶さんが7月1日︵木︶にデビューした。
キャラクターデザインは、Kizuna AI︵キズナアイ︶さんを手がけたイラストレーター・森倉円さんが担当。
また、同日19時よりボカロP・40mPさんが作詞・作曲・編曲したデビュー曲﹁Intro.﹂をリリースする。
製薬会社公式VTuber誕生の背景
『シオノギ・ミュージックフェア』/画像は塩野義製薬公式サイトより
音楽番組﹃シオノギ・ミュージックフェア﹄︵フジテレビ系列︶の提供を50年以上続けてきた塩野義製薬。同社は、公式VTuber誕生の背景を以下のように説明している。
近年、同社は新型コロナウイルス感染症︵COVID-19︶の早期終息に向けた活動など様々な面で各メディアに取り上げられてきた。
その一方、﹁シオノギは漢字で塩野義と書くのか﹂といった投稿がSNSで散見されること例に挙げ、インターネット世代における企業認知度にはまだ伸び代があると考えている。
その背景を踏まえ、同社のバーチャル社員であるシオノギカナデさんは﹁人々に癒しを与えること﹂をミッションとし、同社のグローバルな認知度の向上を目標としている。
活動内容としては、カバー/オリジナル曲の発表を予定しているほか、歌以外にも様々なコンテンツを企画中とのこと。
【プロフィール】
名前:シオノギカナデ(Shionogi Kanade)
誕生日:3月17日(うお座)
入社年次:2021年
配属部署:バーチャルコミュニケーション部
ミッション:歌を中心に癒しを届ける
ハッシュタグ:#シオノギカナデ
「からくりピエロ」「恋愛裁判」のボカロP・40mP
デビュー曲を担当した40mPさんは、「からくりピエロ」「恋愛裁判」などで知られるボカロP。
2013年『みんなのうた』(NHK)にて自身の楽曲がボーカロイド楽曲史上初となるオンエア曲に選出されたほか、2015年よりイナメトオルとしてシンガーソングライター名義でも活動している。
※記事初出時、一部表記に誤りがございました。お詫びして訂正いたします。
編集者・ライター・ラッパー。1996年、東京都生まれ。筑波大学情報メディア創成学類卒。"HipなPop"をコンセプトに掲げる。
2021年よりKAI-YOUに参加。クリエイティブや批評的な視点に立ち、音楽・アイドルカルチャーからVTuber/YouTuber、AI含むITテクノロジーまで、ジャンルレスに取材・執筆・編集を行う。
︻主な実績︼連載﹁チャートハックと音楽﹂/ホロライブさくらみこインタビュー/櫻井翔のラップ解説コラム
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