﹁漫画﹃もしも東京﹄展﹂が、東京都現代美術館で開催決定。会期は8月4日︵水︶から9月5日︵日︶まで。
事前予約制になっており、アート・コミュニケーションプラットフォーム﹁ArtSticker﹂で受付がはじまっています。
日本を代表する20人の漫画家が東京をテーマに全編描き下ろした作品が展示されるイベントで、2020年夏の開催がコロナ禍で延期されていました。
参加する漫画家は﹃Sunny﹄の松本大洋さん、﹃ソラニン﹄の浅野いにおさん、﹃BLUE GIANT﹄の石塚真一さん、﹃宝石の国﹄の市川春子さん、﹃映像研には手を出すな!﹄の大童澄瞳さん、﹃約束のネバーランド﹄の出水ぽすかさん、﹃ポーの一族﹄の萩尾望都さんなど、以下、日本を代表する20人の漫画家たちです。
参加する漫画家と代表作︵50音順/敬称略︶
・浅野いにお︵﹃ソラニン﹄﹃おやすみプンプン﹄﹃デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション﹄︶
・安倍夜郎︵﹃深夜食堂﹄﹃山本耳かき店﹄︶
・石黒正数︵﹃それでも町は廻っている﹄﹃木曜日のフルット﹄﹃天国大魔境﹄︶
・石塚真一︵﹃岳 -みんなの山-﹄﹃BLUE GIANT﹄︶
・市川春子︵﹃虫と歌 市川春子作品集﹄﹃宝石の国﹄︶
・岩本ナオ︵﹃町でうわさの天狗の子﹄﹃金の国 水の国﹄﹃マロニエ王国の七人の騎士﹄︶
・太田垣康男︵﹃MOONLIGHT MILE﹄﹃機動戦士ガンダム サンダーボルト﹄﹃Get truth 太陽の牙ダグラム﹄︶
・大童澄瞳︵﹃映像研には手を出すな!﹄︶
・奥浩哉︵﹃GANTZ﹄﹃いぬやしき﹄﹃GIGANT﹄︶
・小畑友紀︵﹃僕等がいた﹄︶
・黒田硫黄︵﹃茄子﹄﹃セクシーボイスアンドロボ﹄﹃ころぶところがる﹄︶
・咲坂伊緒︵﹃ストロボ・エッジ﹄﹃アオハライド﹄﹃サクラ、サク。﹄︶
・出水ぽすか︵﹃約束のネバーランド﹄︵原作‥白井カイウ︶︶
・萩尾望都︵﹃ポーの一族﹄﹃トーマの心臓﹄﹃王妃マルゴ﹄︶
・昌原光一︵﹃こはぜ町ポトガラヒー ~ヒト月三百文晦日払~﹄︶
・松井優征︵﹃暗殺教室﹄﹃逃げ上手の若君﹄)
・松本大洋︵﹃ピンポン﹄﹃Sunny﹄﹃東京ヒゴロ﹄︶
・望月ミネタロウ︵﹃バタアシ金魚﹄﹃ドラゴンヘッド﹄﹃ちいさこべえ﹄︶
・山下和美︵﹃天才 柳沢教授の生活﹄﹃不思議な少年﹄﹃ランド﹄︶
・吉田戦車︵﹃伝染るんです。﹄﹃ぷりぷり県﹄﹃出かけ親﹄︶
松本大洋、浅野いにお、大童澄瞳の描き下ろしが展示
完全無料の事前予約チケット制度や人数制限を導入し、東京都現代美術館の地下2階講堂や中庭など、館内のパブリックスペースも含め展示が行われる﹁漫画﹃もしも東京﹄展﹂。
見どころは3箇所で行われるそれぞれの展示です。
地下2階講堂では松本大洋さんの﹃東京の青猫﹄や浅野いにおさんの﹃TP﹄をはじめ、18の小部屋のなかの一つひとつが、漫画家の描いた﹁もしも東京﹂の世界を展示されます。
中庭の壁面には、石塚真一さんの巨大な1コマ漫画作品﹃Tokyo Sound﹄が展示。100を超える東京らしさが描き込まれた作品です。
水の敷かれた屋外スペースには、大童澄瞳さんの『
East East』が展示。
こちらは空間の奥行きや、水上という場所の特性を活かして表現された新しい漫画の展示になっているようです。
©石塚真一
©浅野いにお
©松本大洋
©大童澄瞳
ライター/編集者。1993年生まれ、福岡県出身。大学卒業後、フリーランスのライターとして活動開始。並行して私立大学の広報担当としてPR業務に従事。その後、サッカー専門誌の編集者として、小学生年代のチームからプロチームまで幅広く取材。現在はKAI-YOU、KAI-YOU Premium、NEUT Magazine、SHUKYU Magazineなど、Web・紙と媒体を問わず様々なメディアで取材・執筆・編集を担当している。
愛機はiPhone SE︵第1世代︶。年に数百冊の漫画を読む。ポップな漫画を追い求めて、今日も寝落ちするまでページを捲っている。
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