ようやく2年ぶりの開催に漕ぎ着けることとなった﹁コーチェラ・フェスティバル 2022﹂。
ご存知の通り、2020年・2021年度は新型コロナウイルス感染症︵COVID-19︶の影響により、早い段階から中止が決定。まだまだオミクロン株の影響で余談は許さない状況にはあるが、今年は遂に復活を果たす予定だ。
﹁コーチェラ﹂はアメリカ最大の大型フェスティバルにして、最も社会的還元度も高いとされており、今年は特にポップスとヒップホップに振り切ったラインナップが印象的だ。ヘッドライナーは1日目にハリー・スタイルズ、2日目にビリー・アイリッシュ、3日目にイェというまさに完璧な布陣。
さらに、一昨年度に予定されていたレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンらを含むメインステージ起用のアーティストらと比べれば、かなりポップスに寄っている印象で、今の海外音楽シーンの流行を如実に取り入れた形と言えそうだ。
﹁コーチェラ﹂2年ぶりに帰還す
— Coachella (@coachella) January 13, 2022
まず1日目から、ヒップホップとポップスが上手く分かれている点で今年のコーチェラは面白い。おそらくこれまでの流れ的に、各ステージはヒップホップとポップスを交互に入れ込むスタイルを取ることと推察する。ポップスとしてはリル・ベイビーやルイズ・ザ・チャイルドらが注目株だろう。
個人的には、その中にまだまだ若手のフィービー・ブリジャーズが入っていることに驚いたが、こちらも大躍進を良い具合にパフォーマンスに落とし込んでくれそうだ。
他にも
カーリー・レイ・ジェプセンらポップ強者も集まっているし、日本人の我々にとってはワン・ダイレクションのイメージが強い
ハリー・スタイルズもここ数年でキャリアを重ねている。ライブの際は毎回信じられないほどの黄色い声援がおくられるが、これをどう抑えつつ楽曲を魅せるかにも期待したい。
ヒップホップとしてはあのケンドリック・ラマーともコラボした
ベイビー・キーム、
ビッグ・ショーンなど、YouTube再生数1億超えアーティストを大勢起用しているのは流石と言える。
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