写真家・佐藤健寿さん原作の漫画﹃奇界紀行﹄の連載が、7月15日︵金︶から新潮社の漫画サイト﹃くらげバンチ﹄ではじまった。
TV番組﹃クレイジージャーニー﹄︵TBS︶への出演などでも知られる佐藤健寿さんが記す、奇妙な旅のエッセイがコミカライズされた漫画になっている。
佐藤健寿の描き下ろしコラムも毎話掲載
漫画﹃奇界紀行﹄の第1話は、原作・佐藤健寿さん、漫画・君塚祥さんによる作品。 旅行会社でツアーコンダクターをしている青年・田尾行人が、仕事で訪れた西アフリカのトーゴで呪術師の市場に迷い込んでしまい、そこで謎の男・サトウケンジに出会うところまでが描かれている。 佐藤健寿さん描き下ろしのコラム﹁奇界日誌﹂も毎話掲載される予定で、撮影旅行の裏話や本作品の解説などが楽しめる。第1話のコラム「奇界日誌」に掲載された写真
漫画『奇界紀行』の原作は佐藤健寿のフォトエッセイ
佐藤健寿さんは、写真集﹁奇界遺産﹂シリーズなどで知られる写真家。世界中の奇妙な世界──奇界──を精力的に取材している。
漫画﹃奇界紀行﹄は、世界中の奇妙な文化や風景を記した佐藤健寿さんによる同名のフォトエッセイが原作。このフォトエッセイはKADOKAWAから2015年に発売され、2020年には増補された文庫版が発売された。
フォトエッセイの名の通り、佐藤健寿さんの代表作﹁奇界遺産﹂シリーズなどと比べて文章の比重が高く、著者独特の文体を楽しめる。
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