日曜朝の﹁スーパー戦隊﹂シリーズや﹁仮面ライダー﹂シリーズなんかで子ども心を鷲掴みにしてきたかっけえ武器。
誰にでも一つぐらい、おもちゃで欲しくなったものがあるのではないでしょうか?
この記事では、そんな武器を半年以上かけて実際につくったクリエイター・Wakkunさん︵@kamayasu106090︶の﹁魔法銃﹂をご紹介。
— Wakkun (@kamayasu106090) November 23, 2022
空中に魔法陣が浮かび上がる﹁魔法銃﹂の動画は、Twitterで公開されるや大反響。2.7万リツイート、14.1万いいねを集めています。
Wakkunさんの﹁これまでにつくってきた作品のなかで一番のお気に入り﹂と話す﹁魔法銃﹂制作のきっかけや、影響を受けた作品などについて聞きました。
︻画像︼空中に浮かび上がる魔法陣
﹁魔法銃﹂制作のきっかけになった動画
北海道大学の学生で、3Dプリンターなどを駆使して様々な物をつくっているWakkunさん。
3Dモデルなどを設計することができるソフト﹁Fusion360﹂の学生コンテストで受賞歴があり、本人のTwitterでは大反響となった﹁魔法銃﹂の制作過程を見ることもできます。
— Wakkun (@kamayasu106090) November 24, 2022
その﹁魔法銃﹂をつくりはじめたきっかけは、﹁4年ほど前にフリスクPさんの動画に感銘を受けたこと﹂だそう。
フリスクPさんはスチームパンク風の作品などをYouTubeチャンネルにアップしている方で、魔法陣を空中に出現させる銃の動画も公開されています。
また、同じく様々な作品を自作しているVALiMAさんにも大きく影響を受けているそうです。
デザインに取り入れた昆虫テイストとアニメーション制作の苦労
制作において最もこだわったのは、動画でもばっちり開く様子がわかる4枚の羽。引き金を引く羽が開くそうなのですが、この部分の調整は大変だったそう。
また、﹁デザインの際にはオリジナルの要素として、昆虫のエッセンスを取り入れました。触角や羽の部分です﹂とのこと。それを知ってもう一度﹁魔法銃﹂を見てみると、確かに昆虫っぽい。
そしてロマン溢れる魔法陣のアニメーションは動画編集ソフト﹁Blender﹂でつくったもので、なんと制作をはじめるまで﹁Blender﹂に関しては全くの初心者だったというから驚きです。
﹁なのでアニメーションの作成にも苦労しました。所属している北大IT研究会のBlender勉強会で操作を教わりながらなんとか完成させることができました﹂と話してくれました。
制作にかける気持ちの強さがうかがえます。大作の完成には数々の苦労があったことがわかると、動画を見た時の感動もさらに増しますね。
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