ゲームクリエイター・まだら牛さんが原案をつとめる小説﹃新約・コトリバコ﹄が、4月3日︵水︶にKADOKAWAから刊行される。価格は1870円︵税込︶。
著者は﹃むしめづる姫宮さん﹄﹃涜神館殺人事件﹄などで知られる手代木正太郎さん。イラストはヨタローさんが担当する。
まだら牛さんは、自身のXで刊行を告知すると共に﹁めちゃくちゃ面白いです。マジで﹂とコメント︵外部リンク︶。小説の内容に自信をのぞかせている。
まだら牛、ソエジマ共同制作の﹃新約・コトリバコ﹄が小説化
小説﹃新約・コトリバコ﹄は、日本近代以降最悪の呪物と悪名高い“コトリバコ”を巡る物語。コトリバコを強奪したテロリストと、コトリバコ奪還のため動く特務機関の戦いを描く。
まだら牛さんがソエジマさんと共同制作した、エモクロアTRPGシナリオ﹃新約・コトリバコ﹄の小説作品だ。
表紙の帯には、声優の杉田智和さんが﹁新しき﹃ハコ﹄は、最後の希望すら無に帰す。﹂、ストリーマーのk4senさんが﹁これは著者と都市伝説の真剣勝負の記録だ!﹂と、それぞれコメントを寄せている。
Amazonで﹃新約・コトリバコ﹄を購入すると、特典としてエモクロアTRPGシナリオを遊ぶ際に使用できるゲームデータ集︵主要登場人物5人分のキャラクターシート、イヤサカ装備データ︶が付属する。
﹃新約・コトリバコ﹄あらすじ
我々に日本国の主権を譲渡せよ。
二十四時間以内に行わなければ、コトリバコの呪いを全日本国民に向けて解放する。
日本近代以降最悪の呪物と悪名高いコトリバコが、テロリストたちにより強奪された。
コトリバコ奪還のため、島根県沖の洋上に浮かぶ﹁八八式研究所﹂へ潜入する、特務部隊﹁異形厄災霊査課︵イヤサカ︶﹂ の隊員たち。
しかしこの事件の奥底には、想像を絶する怪異的陰謀が横たわっていた――。
これは、コトリバコを︽新解釈︾する物語。
――そう。この箱は棺なのだ。ああ、憎んでいるのだな……
おまえは私を憎んでいるのだな……。
『狂気山脈~邪神の山嶺~』で知られるまだら牛
まだら牛さんは、合同会社フォレスト・リミットの代表をつとめるゲームクリエイター。主にTRPGシナリオの制作・配信などを行っている。
TRPGシナリオの代表作は『
狂気山脈~邪神の山嶺~』『
新約・きさらぎ駅』など。
『狂気山脈~邪神の山嶺~』はTRPGシーンでも特に有名なシナリオであり、現在アニメ版『狂気山脈 ネイキッド・ピーク』の制作が進行中。
制作のために行われた2度のクラウドファンディングで3億2000万円超の支援金を集めるなど、大きな注目を集めている。
2013年3月15日にリリースされたポップポータルメディアの編集部。文学、情報技術、現代美術、VTuber/YouTuber、漫画、アニメ、ゲーム、ヒップホップ、ネット文化など、ポップカルチャーの情報を幅広く紹介している。越境性を有したもの=ポップをコンセプトに掲げ、各ジャンルにおいて重要性の高いニュース記事に加え、クリエイターへのインタビューや発表会、展覧会などのイベントレポート、独自の視点・切り口からのレビューやコラムなども多数配信。ポップカルチャーと現代社会が相互に影響し合う歴史を記録しながら、シーンの最先端にある新たな価値観や才能を発掘・発信している。
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