さい(読み)サイ

デジタル大辞泉 「さい」の意味・読み・例文・類語

さい

[形動]《「さよう」の音変化》「さよう」のいく分ぞんざいな言い方。「さいざんす」「さいです」
[類語]さようそんなそのようなそうしたそういうそのようにそうそれほどしか

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精選版 日本国語大辞典 「さい」の意味・読み・例文・類語

さい

 

(一)(  ) 
(一)[](1518)
(二)()


(1)
(2)退

さい

  1. 〘 名詞 〙
  2. 魚「にごい(似鯉)」の異名
    1. [初出の実例]「海老漉舎人は何処へぞ、さい漉舎人許行くぞかし」(出典:梁塵秘抄(1179頃)二)
  3. 魚「うぐい(鯎)」の異名。〔物類称呼(1775)〕
 

 

(一)   ()
(一)[](1711)
 
 

 

(一)   
(一)[]︿(15)
 

さい

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「さよう」の変化した語 ) ぞんざいな語形で、「さいざんす」「さいです」「さいでございます」などの連語を作る。

さいさゐ

  1. 〘 名詞 〙 植物「やまゆり(山百合)」の異名。〔古事記(712)〕

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「さい」の意味・わかりやすい解説

サイ
さい / 犀
rhinoceros


()()Rhinocerotidae湿45()


形態


24121336076()
2434

 211221


生態


尿4547151913寿40


種類


(1)Rhinoceros sondaicus 2150601020021.751

(2)R. unicornis 湿240020021.71.92157西()

(3)Dicerorhinus sumatrensis 3001.452

(4)Ceratotherium simum C. s. cottoniC. s. simum1.852.7216610

(5)Diceros bicornis 202030001.41.7


飼育

最古の記録は、シロサイが紀元前1世紀にアレクサンドリアで飼われたというものである。前11年にはローマのアウグストゥス皇帝へインドからインドサイが贈られた。日本への初渡来は1921年(大正10)6月で、大阪の天王寺動物園へスマトラサイ1頭が到着し、4年近く飼育された。国内で多く飼育されるようになったのは第二次世界大戦後のことで、当初はクロサイが輸入されたが、1970年代以降はシロサイが多くなった。

[祖谷勝紀]

角と密猟


()()使20()使19805511



 4 19841990JICC1995

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普及版 字通 「さい」の読み・字形・画数・意味

衣】さい

 
    

 

衣】さい

すげみの。

字通「」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「さい」の意味・わかりやすい解説

サイ
Rhinocerotidae; rhinoceros

 
12 ()  ()  Diceros bicornis () 5  

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