改訂新版 世界大百科事典 「とりもち」の意味・わかりやすい解説
とりもち
birdlime
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
翻訳|birdlime
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…塊状茎の中で寄主根が分岐して養分をツチトリモチに供給する珍しい型の寄生である。塊状茎にはもち状物質のバラノフォリンbalanophorinがあり,これからとりもちを作る。和名はこのことに由来する。…
…中世末天文ごろ,京都に鳥を商う座は三条座,五条座,七条座の3座があり,それぞれ内蔵寮(くらりよう),長橋局,駕輿丁(かよちよう)座が本所であった。これを鳥三座という。扱う品物は鳥に限らず,狼,猿,兎,狐,狸,獺,黏等であった。また,鳥餅座の座衆の中に〈鳥屋宿院六郎三郎〉がみえるので,鳥を捕獲する鳥餅についても座が成立しており,鳥屋が鳥餅も売っていたことがわかる。三条座の前身は供御人(くごにん)であり,鎌倉中期に御厨子所(みずしどころ)が三条以南の〈魚鳥精進(野菜)菓子交易の輩〉を御厨子所供御人と認め,かわりに商売に課税したといわれている。…
…東北で不作のときに食用にされたひょう餅の原料はヤドリギである。果実や茎葉の粘液からはとりもちが作られ,属の学名もそれにちなむ。 ヤドリギ属Viscum(英名mistletoe)はすべて常緑の半寄生植物で,多数に寄生されると寄生された木は弱り,やがて枯死することがある。…
※「とりもち」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
タコノキ科の常緑高木。小笠原諸島に特産する。幹は直立して太い枝をまばらに斜上し,下部には多数の太い気根がある。葉は幹の頂上に密生し,長さ1〜2m,幅約7cmで,先は細くとがり,縁には鋭い鋸歯(きょし)...
6/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
5/20 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫を追加
5/14 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新