やし(読み)ヤシ

デジタル大辞泉 「やし」の意味・読み・例文・類語

やし[間助]

 

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精選版 日本国語大辞典 「やし」の意味・読み・例文・類語

や‐し

  1. 〘 間投助詞 〙 ( 間投助詞「や」「し」の重なってできたもの ) 文節末にあって詠嘆を表わす。
    1. [初出の実例]「伊邪那美の命、先に『あなに夜志(ヤシ)えをとこを』と言ひ、後に伊邪那岐の命、『あなに夜志(ヤシ)えをとめを』と言ひ」(出典古事記(712)上)
    2. 「よしゑ八師(やシ) 浦はなくとも よしゑ夜思(ヤシ) 潟はなくとも」(出典:万葉集(8C後)二・一三八)

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