アリエス(読み)ありえす(英語表記)Philippe Ariès

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アリエス」の意味・わかりやすい解説

アリエス
ありえす
Philippe Ariès
(1914―1984)


1939調

 Histoire des populations françaises et de leurs attitudes devant la vie depuis le e siècle19481978

 1617︿L'enfant et la vie familiale sous l'Ancien Régime196010西L'homme devant la mort1977西 Images de l'homme devant la mort1983

 mentalité

 2019218

︿1980西198319851990 199019921993194319831999Histoire des populations françaises et de leurs attitudes devant la vie depuis le e siècle1971, Éditions du Seuil, Paris

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アリエス」の意味・わかりやすい解説

アリエス
Ariés, Philippe

[生]1914
[没]1984
フランスの歴史家。人間の態度の変容に関して,心性史,社会史の視点から研究を進めた。晩年に社会科学研究学院の教授になるまで熱帯農産物を扱う機関に勤務し,「日曜歴史家」として過ごす。代表的著作は『「子供」の誕生 アンシャン・レジーム期の子供と家族生活』 (1960) で,「幸福な存在としての子供」は,18世紀のヨーロッパで生れた新しい観念であることを示した。この著作は大きな反響を呼び,「子供」ひいては「近代」をめぐる活発な議論を巻き起した。

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