病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 の解説
アルツハイマー型認知症治療剤
《ガランタミン臭化水素酸塩製剤》
レミニール（武田薬品工業、ヤンセンファーマ）
レミニールOD（武田薬品工業、ヤンセンファーマ）
《ドネペジル塩酸塩製剤》
アリセプト（エーザイ）
アリセプトD（エーザイ）
ドネペジル塩酸塩（大原薬品工業、科研製薬、杏林製薬、キョーリンリメディオ、共和薬品工業、皇漢堂製薬、沢井製薬、サンド、シオノケミカル、第一三共、第一三共エスファ、大日本住友製薬、高田製薬、武田テバファーマ、武田テバ薬品、辰巳化学、鶴原製薬、東和薬品、日本ジェネリック、日本薬品工業、日本ケミファ、ニプロESファーマ、日医工、ニプロ、日新製薬、ビオメディクス、富士フイルムファーマ、Meiji Seika ファルマ、陽進堂）
ドネペジル塩酸塩OD（エルメッド、大原薬品工業、科研製薬、共和薬品工業、杏林製薬、キョーリンリメディオ、救急薬品工業、皇漢堂製薬、寿製薬、サンド、沢井製薬、シオノケミカル、全星薬品工業、全星薬品、第一三共エスファ、大日本住友製薬、ダイト、武田テバファーマ、武田テバ薬品、高田製薬、辰巳化学、東和薬品、日本ジェネリック、日本薬品工業、日本ケミファ、日医工、日新製薬、ニプロ、ニプロESファーマ、富士フイルムファーマ、持田製薬、陽進堂）
《リバスチグミン製剤》
イクセロン（ノバルティスファーマ）
リバスタッチ（小野薬品工業）
中枢神経のアセチルコリンエステラーゼを選択的に阻害し、脳内のコリン作動性神経を括性化する作用によって、アルツハイマー型認知症の進行抑制に効果があります。ドネペジル塩酸塩製剤は、レビー小体型認知症の進行抑制にも効果があります。
①過敏症状︵発ほっ疹しん、かゆみなど︶が現れることがあります。過敏症状が現れたときは使用を止め、すぐ医師に相談してください。
②失神、徐じょ脈みゃく、心ブロック︵房室ブロック、洞どう房ぼうブロック︶が現れることがあります。このような症状が現れたときは、使用を中止してすぐ医師に相談してください。
そのほか、ドネペジル塩酸塩製剤では、心しん筋きん梗こう塞そく、急性腎障害、横紋筋融解症、QT延長、心室頻拍、心室細動、洞不全症候群、洞停止、心不全、消化性潰かい瘍よう、消化管出血、肝機能障害、肝炎、黄おう疸だん、脳性発作、脳出血、脳血管障害、錐すい体たい外路障害︵手指のふるえ、運動障害など︶、悪性症候群︵無動緘かん黙もく、筋強直、飲み込み困難、発汗など︶、呼吸困難、急性膵すい炎えん、原因不明の突然死、血小板減少が現れることがあります。
ガランタミン臭化水素酸塩製剤では、QT延長、急性汎発性発疹性膿疱症、肝炎、横紋筋融解症が現れることがあります。
リバスチグミン製剤では、狭心症、洞不全症候群、幻覚、せん妄、激越、錯乱、脱水、けいれん発作、脳血管発作、食道破裂を伴う重度の嘔吐、胃・十二指腸潰瘍、胃腸出血、肝炎などがおこることがあります。このような症状が現れたときは、使用を中止してすぐ医師に相談してください。
このような症状が現れたときは、使用を中止してすぐに医師に相談してください。
③また、動どう悸き、吐き気・嘔おう吐と、食欲不振、下痢、腹痛、便秘、尿失禁、頻ひん尿にょう、流りゅ涎うぜん︵よだれ︶、嚥下障害、不眠、倦けん怠たい感かん、転倒、体重減少などが現れることがあります。
このような症状が現れたときは、医師に相談してください。
①錠剤、内用液、貼付剤など、さまざまな剤型があります。1日の服用回数、1回の服用量については、医師の指示をきちんと守り、かってに中止したり、減量・増量しないでください。また、長期に使用するので用法・用量を守り正しく服用してください。
リバスチグミン製剤は皮膚に貼る経皮吸収型製剤で、1日1回貼付します。
②この薬で過敏症状をおこしたことのある人は使用できません。
ドネペジル塩酸塩製剤では、ピぺリジン系の抗アレルギー剤で過敏症をおこしたことのある人には使用できません。リバスチグミン製剤の成分やカルバメート系誘導体に対して過敏症の既往歴のある人には使用できません。
また、錐体外路障害、心疾患、肝障害、腎障害のある人、非ステロイド抗炎症剤を使用中の人、消化性潰瘍・気管支喘ぜん息そく・閉へい塞そく性せい肺疾患になったことのある人などは、医師に相談してください。リバスチグミン製剤では、洞不全症候群または伝導障害︵洞房ブロック、房室ブロック︶、胃・十二指腸潰瘍、これらの既往歴のある人、尿路閉塞のある人や起こしやすい人、てんかんなどのけいれん性疾患やその既往歴のある人、気管支喘息、閉塞性肺疾患、これらの既往歴、錐体外路障害︵パーキンソン病、パーキンソン症候群など︶、低体重の人、重度の肝機能障害のある人は、使用できないことがあります。あらかじめ医師に相談してください。
③妊婦あるいは妊娠している可能性のある人、母乳で授乳中の人は、あらかじめ医師に報告してください。この薬を使用できないことがあります。
④これらの薬を使用中にほかの薬を使用する必要が生じたときは、必ず医師に相談してください。作用が増強・減少する場合があります。
⑤ドネペジル塩酸塩製剤やリバスチグミン製剤では、めまい、ねむけなどが現れることがあるので、自動車運転や危険をともなう作業は避けてください。ガランタミン臭化水素酸塩製剤では、自動車運転や危険をともなう作業にたずさわる人は医師に相談してください。
①過敏症状︵発ほっ疹しん、かゆみなど︶が現れることがあります。過敏症状が現れたときは使用を止め、すぐ医師に相談してください。
②失神、徐じょ脈みゃく、心ブロック︵房室ブロック、洞どう房ぼうブロック︶が現れることがあります。このような症状が現れたときは、使用を中止してすぐ医師に相談してください。
そのほか、ドネペジル塩酸塩製剤では、心しん筋きん梗こう塞そく、急性腎障害、横紋筋融解症、QT延長、心室頻拍、心室細動、洞不全症候群、洞停止、心不全、消化性潰かい瘍よう、消化管出血、肝機能障害、肝炎、黄おう疸だん、脳性発作、脳出血、脳血管障害、錐すい体たい外路障害︵手指のふるえ、運動障害など︶、悪性症候群︵無動緘かん黙もく、筋強直、飲み込み困難、発汗など︶、呼吸困難、急性膵すい炎えん、原因不明の突然死、血小板減少が現れることがあります。
ガランタミン臭化水素酸塩製剤では、QT延長、急性汎発性発疹性膿疱症、肝炎、横紋筋融解症が現れることがあります。
リバスチグミン製剤では、狭心症、洞不全症候群、幻覚、せん妄、激越、錯乱、脱水、けいれん発作、脳血管発作、食道破裂を伴う重度の嘔吐、胃・十二指腸潰瘍、胃腸出血、肝炎などがおこることがあります。このような症状が現れたときは、使用を中止してすぐ医師に相談してください。
このような症状が現れたときは、使用を中止してすぐに医師に相談してください。
③また、動どう悸き、吐き気・嘔おう吐と、食欲不振、下痢、腹痛、便秘、尿失禁、頻ひん尿にょう、流りゅ涎うぜん︵よだれ︶、嚥下障害、不眠、倦けん怠たい感かん、転倒、体重減少などが現れることがあります。
このような症状が現れたときは、医師に相談してください。
①錠剤、内用液、貼付剤など、さまざまな剤型があります。1日の服用回数、1回の服用量については、医師の指示をきちんと守り、かってに中止したり、減量・増量しないでください。また、長期に使用するので用法・用量を守り正しく服用してください。
リバスチグミン製剤は皮膚に貼る経皮吸収型製剤で、1日1回貼付します。
②この薬で過敏症状をおこしたことのある人は使用できません。
ドネペジル塩酸塩製剤では、ピぺリジン系の抗アレルギー剤で過敏症をおこしたことのある人には使用できません。リバスチグミン製剤の成分やカルバメート系誘導体に対して過敏症の既往歴のある人には使用できません。
また、錐体外路障害、心疾患、肝障害、腎障害のある人、非ステロイド抗炎症剤を使用中の人、消化性潰瘍・気管支喘ぜん息そく・閉へい塞そく性せい肺疾患になったことのある人などは、医師に相談してください。リバスチグミン製剤では、洞不全症候群または伝導障害︵洞房ブロック、房室ブロック︶、胃・十二指腸潰瘍、これらの既往歴のある人、尿路閉塞のある人や起こしやすい人、てんかんなどのけいれん性疾患やその既往歴のある人、気管支喘息、閉塞性肺疾患、これらの既往歴、錐体外路障害︵パーキンソン病、パーキンソン症候群など︶、低体重の人、重度の肝機能障害のある人は、使用できないことがあります。あらかじめ医師に相談してください。
③妊婦あるいは妊娠している可能性のある人、母乳で授乳中の人は、あらかじめ医師に報告してください。この薬を使用できないことがあります。
④これらの薬を使用中にほかの薬を使用する必要が生じたときは、必ず医師に相談してください。作用が増強・減少する場合があります。
⑤ドネペジル塩酸塩製剤やリバスチグミン製剤では、めまい、ねむけなどが現れることがあるので、自動車運転や危険をともなう作業は避けてください。ガランタミン臭化水素酸塩製剤では、自動車運転や危険をともなう作業にたずさわる人は医師に相談してください。
出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報