デジタル大辞泉 「カカオ豆」の意味・読み・例文・類語 カカオ‐まめ【カカオ豆】 カカオの種子を発酵させたもの。特有の香りをもつ。これを焙(ばい)煎(せん)して細かくすりつぶしたものをカカオマスという。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
栄養・生化学辞典 「カカオ豆」の解説 カカオ豆 アオイ目アオギリ科カカオノキ属に属するカカオ[Theobroma Cacao]の果実の中にある種子で,チョコレートやココアの原料. 出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報
世界大百科事典(旧版)内のカカオ豆の言及 【チョコレート】より …またカカオの学名Theobromaは︿神の穀物﹀を意味し,伝説にちなんで命名されたものである。16世紀の初めコロンブス,ついでコルテスによってカカオ豆がスペインにもたらされたが,利用法は秘密にされ,世間に知られるようになったのは1607年にイタリア人のA.カレッティが飲用チョコレートの製造を始めてからである。また,スペインからは王室を通じてオーストリア,そしてフランスへと伝わり,1660年にルイ14世とスペイン王女マリア・テレサが結婚したころには愛好者の数も増えていた。… ※「カカオ豆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」