サンタマリアデルフィオーレ大聖堂(読み)サンタマリアデルフィオーレダイセイドウ(英語表記)Santa Maria del Fiore

デジタル大辞泉 の解説

サンタマリア‐デル‐フィオーレ‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【サンタマリアデルフィオーレ大聖堂】

 
Cattedrale di Santa Maria del Fiore1296()窿()1112  

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精選版 日本国語大辞典 の解説

サンタマリア‐デル‐フィオーレ‐だいせいどう‥ダイセイダウ【サンタマリアデルフィオーレ大聖堂】

  1. ( [イタリア語] Santa Maria del Fiore ) イタリア、フィレンツェ市にある教会堂。高さ一一五メートル、長さ一六九メートル、幅一〇四メートル。市民らの決議・計画によって一二九六年起工。内径四二メートルの巨大な円屋根は一四二〇~三四年ブルネレスキの設計によって作られた。一四三六年献堂式。西正面は長らく未完で放置されていたが一八八七年完成。イタリアゴシック建築の代表作

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改訂新版 世界大百科事典 の解説

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 (サンタマリアデルフィオーレだいせいどう)
Santa Maria del Fiore


1412︿1296313311434A.F.︿84.7m調調576753.8m45.2m142014144611471158719115m

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日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
さんたまりあでるふぃおーれだいせいどう
Santa Maria del Fiore


()12961302311334371412()1420343632641587187187

 西()

 1112



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百科事典マイペディア の解説

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂【サンタマリアデルフィオーレだいせいどう】

 
3Santa Maria del Fiore︿1296A.147119
 

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世界大百科事典(旧版)内のサンタマリアデルフィオーレ大聖堂の言及

【アルノルフォ・ディ・カンビオ】より

…代表的彫刻作品は,オルビエトのサン・ドメニコ聖堂内の枢機卿デ・ブライエの墓所(1282ころ),およびローマのサン・パオロ・フオリ・レ・ムーラ聖堂内の天蓋付き祭壇(1285)である。教会堂を飾る彫像と装飾の制作を通じて晩年には建築の設計に親しみ,招請されて移り住んだフィレンツェで,サンタ・クローチェ聖堂,サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の設計と工事を行った。ゴシック聖堂の垂直性を水平方向の広がりによって調和的に抑制した構成は,彫刻作品とも通じる特色である。…

【ジョット】より

…構図は古典的均衡を得,色彩は明るい光の下に微妙な諧調を作り,また調和に対する感覚が画面の隅々にまで配慮され,聖人たちのエピソードが穏やかに告げられている。晩年ナポリ王ロベール・ダンジューに招かれて遇され,34年にはフィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂造堂主任建築家に選ばれている。〈バロンチェリの祭壇画〉をはじめ数点の祭壇画がこの期の彼の作に帰されているが,弟子や工房の手が相当に加わっている。…

【ドーム】より


(1545m)()24(16)

【ブルネレスキ】より



※「サンタマリアデルフィオーレ大聖堂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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