現代外国人名録2016 「ジェーン バーキン」の解説
ジェーン バーキン
Jane Birkin
国籍 フランス
生年月日 1946年12月14日
出生地 英国ロンドン
受賞 ACCディスク大賞﹁Baby Alone in Babylone﹂
経歴 両親は舞台俳優。ファッションモデルとして働いていたが、1967年ミケランジェロ・アントニオーニ監督の﹁欲望﹂の端役で注目を集める。18歳の時作曲家ジョン・バリーと結婚したが2年後に離婚。’68年フランスに移り住んで作曲家・俳優のセルジュ・ゲンズブールと同棲し、’69年に結婚。のちに女優となるシャルロット・ゲンズブールを出産、’81年に離婚。’69年にゲンズブールとデュエットで吹き込んだレコード﹁ジュテーム ジュテーム﹂は大ヒットしたがあまりにセクシーであるという理由で放送禁止になるなど話題を呼んだ。’82年映画監督のジャック・ドワイヨンと結婚し、女児ルー・ドワイヨンをもうけるが、’93年に離婚。映画出演作に﹁太陽が知っている﹂(’68年)、﹁ガラスの墓標﹂(’69年)、﹁おかしなおかしな高校教師﹂(’75年)、﹁ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ﹂(’76年)、﹁ナイル殺人事件﹂(’78年)、﹁地中海殺人事件﹂(’82年)、﹁ラ・ピラート﹂(’84年)、﹁人生に値する女﹂(’86年)、﹁ふたりだけの舞台﹂(’87年)、﹁アニエスv.によるジェーンb.﹂(’88年)、﹁美しき諍い女﹂(’91年)、﹁百一夜﹂(’94年)、﹁カンフーマスター!﹂(原作も,’90年)、﹁恋するシャンソン﹂(’97年)、﹁テルマ、ルイーズとシャンタル﹂など。’86年﹁偽りの侍女﹂で舞台にもデビュー。’87年3月にはパリ・バタクラン劇場で初のコンサートを開く。’89年歌手として来日、コンサートを行う。以後公演で数度来日。’99年﹁無造作紳士﹂﹁哀しみの影﹂が日本のテレビドラマ﹁美しい人﹂の主題歌、挿入歌として話題になる。2008年自ら全曲作詞を手がけたアルバム﹁冬の子供たち﹂をリリース。2007年には長編映画﹁Boxes﹂を監督。2010年にはフランス映画祭で団長として来日。近年はミャンマー民主化運動での支持のほか、慈善活動も積極的に行う。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報