ゼオライト

デジタル大辞泉 「ゼオライト」の意味・読み・例文・類語

ゼオライト(zeolite)

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精選版 日本国語大辞典 「ゼオライト」の意味・読み・例文・類語

ゼオライト

 

(一)   ( [] zeolite ) ()
 

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化学辞典 第2版 「ゼオライト」の解説

ゼオライト
ゼオライト
zeolite


SiO2AlO27(analcime)Na16Al16Si32O9616H2O(harmotome)Ba2Al4Si12O3212H2O(phillipsite)(K,Na)10Al10Si22O6420H2OP(sodalite)Na6Al6Si6O247.5H2O(erionite)(Ca,Mg,K2,Na2)4.5Al9Si27O7227H2O(offretite)(K2,Ca)2.7Al5.4Si12.6O3615H2OTΩA(zeolite A)ANa12Al12Si12O4827H2OZK-4N-A(faujasite)(Na2,K2,Ca,Mg)29.5Al59Si133O384235H2OX(zeolite X)Na86Al86Si106O384264H2O(chabazite)Ca2Al4Si8O2413H2OLY(natrolite)Na16Al16Si24O8016H2O(mesolite)Na16Ca16Al48Si72O24064H2O(mordenite)Na8Al8Si40O9624H2O(epistilbite)Ca3Al6Si18O4818H2O(heulandite)Ca4Al8Si28O7224H2O(clinoptilolite)Na6Al6Si30O7224H2O(stilbite)Ca4Al8Si28O7228H2O[]ZSM-5

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ゼオライト」の意味・わかりやすい解説

ゼオライト
ぜおらいと
zeolite




 1907()A4ANa12[Al12Si12O48]NaAlO229H2O0.4N2,O2,CH4,H2O,NH3A5ACa4Na4[Al12Si12O48]0.5C14nnnNA Na4(CH3)4N3[Al7Si17O48]21H2O


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知恵蔵 「ゼオライト」の解説

ゼオライト

アルミノケイ酸塩の一種。結晶構造に分子サイズの微細空孔を有し、そのサイズに見合った分子を吸・脱着したり、サイズの異なる分子が分離できる。窒素と酸素を分離する酸素富化膜、イオン交換体、種々の吸着剤や触媒の単体など幅広い用途に合成ゼオライトが用いられる。

(徳田昌則 東北大学名誉教授 / 2007年)

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改訂新版 世界大百科事典 「ゼオライト」の意味・わかりやすい解説

ゼオライト
zeolite

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百科事典マイペディア 「ゼオライト」の意味・わかりやすい解説

ゼオライト

沸石

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世界大百科事典(旧版)内のゼオライトの言及

【触媒】より

… 液相均一触媒反応における水素イオンと同様の役割を,固体であって酸性を示す物質の表面が果たすことがあり,固体酸触媒と呼ばれる。酸化ケイ素と酸化アルミニウムの混合ゲルにあたるシリカ‐アルミナや,両者が特徴ある結晶構造をとるため反応分子を固体内部にとり込むことのできるゼオライトは,その代表例である。カルボニウムイオン中間体の生成が反応進行上の鍵となる。…

【沸石】より

…低温加熱によって相当量の水分を放出するアルミノケイ酸塩鉱物の一群。ゼオライトともいう。化学成分はSiO2,Al2O3,アルカリ金属,アルカリ土類金属,さらにH2Oを含有し,立体網目状構造をもつ(テクトケイ酸塩に属する)。…

※「ゼオライト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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