ハイアット(英語表記)Hyatt, John Wesley

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハイアット」の意味・わかりやすい解説

ハイアット
Hyatt, John Wesley

 
[]1837.11.28. 
[]1920.5.10. 
186311870187221880  
 


Hyatt Alpheus

 
[]1838.4.5. D.C.
[]1902.1.15. 
 (185862) L. (67)  (7088)  (811902)  188667 American Naturalist7183 Phylogeny of an Acquired Characteristic (1894)   

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハイアット」の意味・わかりやすい解説

ハイアット(John Wesley Hyatt)
はいあっと
John Wesley Hyatt
(1837―1920)


16()1868Isaac Smith Hyatt1870()186118921914



ハイアット(Alpheus Hyatt)
はいあっと
Alpheus Hyatt
(1838―1902)

アメリカの古生物学者。ワシントンに生まれる。ハーバード大学を卒業。マサチューセッツ工科大学動物学・古生物学教授(1870)、ボストン大学生物学教授(1887~1902)などを歴任した。頭足類化石の分類体系を確立し、進化についての研究を行い、反復説(生物発生原則)の立場にたった。とくに中生代ジュラ紀のアンモナイトの属種を樹立し、また頭足類殻の初期の部屋を調べることによりオウムガイ目(もく)とアンモナイト目の初期発生の違いを明らかにした。ツィッテルの『古生物学便覧』中の頭足類を執筆(1900)している。

[小畠郁生]

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改訂新版 世界大百科事典 「ハイアット」の意味・わかりやすい解説

ハイアット
John Wesley Hyatt
生没年:1837-1920


16Isaiah︿1870

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のハイアットの言及

【セルロイド】より

…1863年,あるビリヤードボール製造業者が,象牙にかわってビリヤードボール用原料として使える人造代用品の発明に対し賞金をかけた。68年,アメリカのハイアット兄弟John Wesley Hyatt,Isaiah S.Hyattはニトロセルロースにショウノウを混ぜることによってこれに成功し賞金を得た。セルロイドはハイアットが名づけた商品名であるが,その後,一般名としても通用する名前となった。…

※「ハイアット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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