デジタル大辞泉 「バイロイト」の意味・読み・例文・類語 バイロイト(Bayreuth) ドイツ中南部、バイエルン州の都市。17世紀に宮廷都市として発展。ヨーロッパを代表するバロック劇場のバイロイト辺境伯歌劇場がある。また、ワグナーの設立したバイロイト祝祭劇場では、毎夏に音楽祭が開催されている。→バイロイト音楽祭 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「バイロイト」の意味・わかりやすい解説 バイロイト ドイツ,バイエルン州の都市。鉄道の要地で,機械,織物,ピアノなどの工業が行われる。R.ワーグナーが建てた祝祭劇場︵1876年建設︶で催されるバイロイト音楽祭で世界的に知られる。7万4000人︵2005︶。 →関連項目サバリッシュ|ニーベルングの指環|ヒュッシュ|フィッシャー・ディスカウ|フルトウェングラー|ブーレーズ|フンパーディンク|リヒター 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
改訂新版 世界大百科事典 「バイロイト」の意味・わかりやすい解説 バイロイトBayreuth ドイツ南東部,バイエルン州の都市。人口7万3000︵1991︶。ローテン・マイン川の河畔にあり,1194年にBaierruteとして史料にその名が確認される。14世紀には商工業の中心として栄え,1810年以降バイエルン領となり,現在は織物,機械製造などが盛んである。19世紀には,この地で作家のジャン・パウル,音楽家R.ワーグナーが活躍,ワーグナー祝祭劇場︵1872-76︶,ワーンフリート邸︵1873,ワーグナーの住居︶などの建物が残され,夏のバイロイト音楽祭は,国際的な催しとして多くの観光客を集めている。 執筆者‥室田 宣一 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報