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13世紀後半にチューリンゲン地方伯領から分離し、カッセルを首都として独立の地方伯領となった。宗教改革時代にフィリップ1世(寛大公、在位1509~67)は新教派諸侯の指導者として活躍したが、その死後領土は4人の子供の間で分割された。そのうちで長く続くのはヘッセン・カッセルと、ヘッセン・ダルムシュタットである。ヘッセン・カッセルは旧領の大半を含み、1803年には選帝侯位を認められた。ナポレオン時代には一時ウェストファリア王国に併合されたが、その没落とともに独立を回復、1866年のプロイセン・オーストリア戦争でオーストリア側にたったために、プロイセンに合併された。第二次世界大戦後はヘッセン州の一部となっている。ヘッセン・ダルムシュタットはプロイセン・オーストリア戦争で領土の一部をプロイセンに割譲、1870年ドイツ帝国に加わり、第二次世界大戦後ヘッセン州とラインラント・プファルツ州とに分属することになった。
[中村賢二郎]
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出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
タコノキ科の常緑高木。小笠原諸島に特産する。幹は直立して太い枝をまばらに斜上し,下部には多数の太い気根がある。葉は幹の頂上に密生し,長さ1〜2m,幅約7cmで,先は細くとがり,縁には鋭い鋸歯(きょし)...
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