ベルトロ(英語表記)Pierre Eugène Marcellin Berthelot

デジタル大辞泉 「ベルトロ」の意味・読み・例文・類語

ベルトロ(Pierre Eugène Marcelin Berthelot)

 
18271907  

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精選版 日本国語大辞典 「ベルトロ」の意味・読み・例文・類語

ベルトロ

 

(一)( Pierre Eugène Marcelin Berthelot == ) 
 

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改訂新版 世界大百科事典 「ベルトロ」の意味・わかりやすい解説

ベルトロ
Pierre Eugène Marcellin Berthelot
生没年:1827-1907


A.J.Balard1802-7681859658118541885

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百科事典マイペディア 「ベルトロ」の意味・わかりやすい解説

ベルトロ

フランスの化学者,政治家。1865年コレージュ・ド・フランス教授。有機化合物の合成反応を研究,のち燃焼熱の測定などを行い熱化学の開拓に貢献。ほかに土中の微生物による窒素固定についての研究などがある。晩年は化学史を研究し,著書も多い。政治家としては1881年上院議員となり,文相,外相などを歴任。

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世界大百科事典(旧版)内のベルトロの言及

【熱量計】より

…この熱量計は,試料を密閉耐圧容器(ボンベ)中で高圧酸素のもとで完全燃焼し,その熱をボンベの周囲の水に伝え,水の温度上昇と質量から熱量を測定する。ボンベ熱量計のボンベは1848年アンドルーズT.Andrewsにより考案されてからベルトロP.E.M.Berthelot,パールS.W.Parrなどの改良を経て現今に至っている。現在ではその材質として18‐8クロムニッケル鋼,モネルメタル,インコネルなどが用いられ,燃焼時の変圧および試料中の硫黄分などの燃焼によって生成する酸の腐食に耐えるよう考慮されている。…

【化学反応】より

…反応速度が正確な実験手法により初めて取り上げられたのは,1850年ドイツのウィルヘルミーL.Wilhelmyによってである。引き続きフランスのP.E.M.ベルトロは,酢酸とエチルアルコールとのエステル化反応で,エステルの生成速度が反応物質の量に比例すること,エステル化反応の逆反応である酢酸エチルの加水分解によってもエステル化の場合と同じ平衡点が実現することを見いだした。1864年,ノルウェーのC.M.グルベルグとP.ボーゲは,式(1)の平衡において,平衡点は水に可溶な反応物質(K2CO3,K2SO4)の量でほぼ決まってしまうことを見いだし,平衡状態を決定するのは質量以外に容積であるという考えに到達した。…

【熱量計】より

…この熱量計は,試料を密閉耐圧容器(ボンベ)中で高圧酸素のもとで完全燃焼し,その熱をボンベの周囲の水に伝え,水の温度上昇と質量から熱量を測定する。ボンベ熱量計のボンベは1848年アンドルーズT.Andrewsにより考案されてからベルトロP.E.M.Berthelot,パールS.W.Parrなどの改良を経て現今に至っている。現在ではその材質として18‐8クロムニッケル鋼,モネルメタル,インコネルなどが用いられ,燃焼時の変圧および試料中の硫黄分などの燃焼によって生成する酸の腐食に耐えるよう考慮されている。…

※「ベルトロ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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