ルーテル派教会(読み)るーてるはきょうかい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ルーテル派教会」の意味・わかりやすい解説

ルーテル派教会
るーてるはきょうかい


167000


発端


15171031調


推移


1555西()18189225()1950


世界連盟


751947400


教義

信仰と教理と信仰生活の源として「聖書のみ」を主張し、そこからそれぞれの状況のなかで生み出された信仰告白(信条)を重視する。聖書の中心は、イエス・キリストによってなされた、罪人の赦(ゆる)しと救いという神の恵みと、それを信頼をもって受け取る信仰とにあるとし、この信仰において信徒ひとりひとりが教会のためにも、社会のためにも責任ある生き方をすることを強調している。ルターのこの「職業召命(しようめい)観」が近代に与えた影響は大きい。また作曲家バッハや画家デューラーの作品にみられるように、芸術、文化への貢献や影響も大きい。その教義は、『一致信条書』(1982・聖文舎)、とくにそこに収められた「小教理問答」「アウクスブルク信仰告白」に明らかである。

[徳善義和]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

タコノキ


12m7cm()...


コトバンク for iPhone

コトバンク for Android