不死(読み)フシ(英語表記)immortality

翻訳|immortality

デジタル大辞泉 「不死」の意味・読み・例文・類語

ふ‐し【不死】

いつまでも死なないこと。「不老不死

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精選版 日本国語大辞典 「不死」の意味・読み・例文・類語

ふ‐し【不死】

  1. 〘 名詞 〙 いつまでも死なないこと。永久に生き続けること。
    1. [初出の実例]「今当授子、以不死之神術」(出典三教指帰(797頃)中)
    2. [その他の文献]〔山海経‐海外南経〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「不死」の意味・わかりやすい解説

不死
ふし
immortality

 
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世界大百科事典(旧版)内の不死の言及

【死】より

…タイラーの説はあまりにも合理主義的な説明だとの批判にさらされたが,死後の存在と他界の表象の発生を,人間の記憶の能力と心像の外的投影に求めたことは基本的に正しい。死霊として死後も人の個性が存続するという信仰は,キリスト教などの歴史宗教における霊魂不死の考え方に近いといえるが,未開文化にあってはこの不死を永遠のものとすることはまれである。つまり多くの場合,他界での生はこの世の生ときわめて似かよったものとイメージされており,それゆえに霊魂もまたあの世で死ぬと考えられている。…

【仙術】より

…穀類は血液を濁らせるとともに,体内に巣くう悪鬼の三虫ないし三尸(さんし)は穀類の精を養分として育つと考えられたのである。また《山海経(せんがいきよう)》や《戦国策》などには不死の薬にかんする話があり,戦国時代には服薬も行われていたのであろう。秦の始皇帝も東海中の三神山に不死の薬をもとめさせた。…

※「不死」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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