デジタル大辞泉
「中央値」の意味・読み・例文・類語
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ちゅうおう‐ちチュウアウ‥【中央値】
(一)〘 名詞 〙 数理統計で、一団の数値の大きさの目安として用いる数値の一つ。数値を大きさの順に並べたとき、ちょうど中央に来る数値をいう。数値が偶数個の場合には、中央の二つの数値の相加平均をとる。中位数。メジアン。
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中央値
ちゅうおうち
median
中位数ともいう。統計学において,標本値を大きさの順序に並べた場合,個数 nの折半点に位置する値。この値の上,下におのおの n/2 個ずつの値がある。 nの偶奇に応じ,あるいは,同じ値が2つ以上ある場合などは,技術的に特殊な扱いを要するが考え方は変らない。確率変数 Xの場合は,X≦m も X>m も確率が 1/2 となるような数 mのことである。ただ一つに定まらないことがあり,若干の手直しを要することもある。
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世界大百科事典(旧版)内の中央値の言及
【メジアン】より
…離散型の確率変数が値x1,x2,……,xn(便宜上x1<x2<……<xnとする)をそれぞれ確率p1,p2,……,pnで取るとすると,p1+p2+……+pr-1≦1/2かつp1+p2+……+pr>1/2となるrがただ一つ定まるが,このときxrをメジアンまたは中央値,中位数という。この値は確率変数Xの代表値として用いられることが多い。…
※「中央値」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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