デジタル大辞泉 「係」の意味・読み・例文・類語 かかり【係(り)】 ︽﹁掛かり﹂と同語源︾ 1 ︵﹁掛かり﹂とも書く︶組織の中である仕事を専門に担当すること。また、その人。﹁係りの者が応対する﹂﹁案内係り﹂ 2 文法用語。 ㋐助詞が、それを受けて結ぶ文末に影響を及ぼすこと。 ㋑係り結びの係りとなる語。係助詞。結びに対する﹁ぞ﹂﹁なむ﹂﹁や﹂﹁か﹂﹁こそ﹂など。 3 関係。かかわり。 ﹁御情にて今迄ながらへたるが平(ひん)頭(づ)の命、どこにゆかり―もなし﹂︿浄・松風村雨﹀ [類語]担当・受け持ち・担任・当番 けい︻係︼﹇漢字項目﹈ ﹇音﹈ケイ︵漢︶ ﹇訓﹈かかる かかり かかわる ﹇学習漢字﹈3年 ︿ケイ﹀ 1 かかわりをもつ。つながる。﹁係争・係累/関係・連係﹂ 2 つなぎとめる。﹁係船・係留﹂ [補説]﹁繋(けい)﹂と通用する。 ︿かかり︵がかり︶﹀﹁係員・係官・係長/庶務係﹂ ﹇名のり﹈たえ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例