日本歴史地名大系 「入広瀬村」の解説
入広瀬村
いりひろせむら
面積:二七二・六二平方キロ
北魚沼郡の北東に位置する。周囲を高山で囲まれ、日本有数の豪雪地帯で積雪は五メートルに及ぶ。東は最高峰の浅あさ草くさ岳︵一五八五・五メートル︶を中心に、八はち十じゆ里うり越ごえ・鞍くら掛かけ峠、南へ鬼おにががつ面ら山︵一四六五・一メートル︶・六ろく十じゆ里うり越ごえ・毛けも猛う山︵一五一七・一メートル︶・大おお鳥とり岳・未みじ丈ようが岳︵一五五二・九メートル︶・日ひな向たぐ倉ら山︵一四三〇・七メートル︶を境に、北から福島県南会津郡只ただ見み町と湯ゆの之た谷に村、南は日向倉山と赤あか崩くずれ沢︵一一六四・八メートル︶の稜線で湯之谷村、西は南端の枝しお折り峠から北へ延びる稜線に鼓つづがみが倉くら山︵一〇三六・九メートル︶・大おお倉くら山︵九七五・五メートル︶・高たか鼻はな山︵八一七・五メートル︶があり、この稜線で南から湯之谷村・広ひろ神かみ村・守すも門ん村と境する。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報