助番（読み）スケバン

デジタル大辞泉 「助番」の意味・読み・例文・類語

すけ‐ばん【助番】

 
1当番が欠勤したとき、その代わりを務めること。また、その人。
2 不良女子グループのリーダー。女番長。  

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精選版 日本国語大辞典 「助番」の意味・読み・例文・類語

すけ‐ばん【助番】

 

(一)〘 名詞 〙
 (二)① 当番の人が病気や事故などで出勤できなくなった時、同僚が助けてその代わりを務めること。また、その人。︹易林本節用集︵1597︶︺
(一)[初出の実例]﹁御人少の御事故、仲間病人あるときは助(スケ)番あたり﹂(出典‥浮世草子・世間御旗本容気︵1754︶四)
 (三)② 料理屋などの見習い女中。
(一)[初出の実例]﹁﹃助番(スケバン)﹄といふ女中見習が世話をする習はしだった﹂(出典‥童謡︵1935︶︿川端康成﹀)
 (四)③ ( ﹁すけ﹂は女の意の隠語﹁なごすけ﹂から ) 不良女子の頭領。女の番長。
(一)[初出の実例]﹁俗にスケバンと呼ばれる女子高校生グループの台頭が﹂(出典‥スケバン︵1972︶︿前原大輔﹀)
  

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