動物蝋(読み)ドウブツロウ

デジタル大辞泉 「動物蝋」の意味・読み・例文・類語

どうぶつ‐ろう〔‐ラフ〕【動物×蝋】

蝋のうち動物性のもの。蜜蝋羊毛蝋など。

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精選版 日本国語大辞典 「動物蝋」の意味・読み・例文・類語

どうぶつ‐ろう‥ラフ【動物蝋】

  1. 〘 名詞 〙 動物体または動物分泌物から採取した蝋。イボタカイガラムシの分泌する虫白蝋ミツバチの分泌する蜜蝋、マッコウクジラ・ツチクジラから採取する鯨蝋などがある。

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世界大百科事典(旧版)内の動物蝋の言及

【蠟】より

…他方,近年蠟状物性を示す物質が多く合成されており,たとえば封蠟,各種シーリング剤は蠟とは関連のない有機物,高分子オリゴマーの場合が多い。 天然物から採取される蠟はこのように多様であるが,大別して植物蠟,動物蠟,その他に分けられる。蠟を構成する高級脂肪酸は一般に飽和脂肪酸が多く,化学的にも油脂より安定で,空気中では変質しにくい。…

※「動物蝋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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