北陸トンネル(読み)ホクリクトンネル

デジタル大辞泉 「北陸トンネル」の意味・読み・例文・類語

ほくりく‐トンネル【北陸トンネル】

 
13.87371962  

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精選版 日本国語大辞典 「北陸トンネル」の意味・読み・例文・類語

ほくりく‐トンネル【北陸トンネル】

  1. ( トンネルは[英語] tunnel ) 福井県、JR北陸本線の敦賀駅と南今庄駅との間にあるトンネル。昭和三七年(一九六二開通。全長一万三八七〇メートル。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「北陸トンネル」の意味・わかりやすい解説

北陸トンネル
ほくりくとんねる


()()138701957321962100025()()()()()

 10197211630714

 

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改訂新版 世界大百科事典 「北陸トンネル」の意味・わかりやすい解説

北陸トンネル (ほくりくトンネル)

北陸本線敦賀~南今庄間にある延長1万3870mの複線型鉄道トンネル。旧線の急こう配と急曲線を解消し,かつ複線電化する必要から計画されたもので,1957年着工,悪地質や大湧水による難航もあったが,各種の新技術をとり入れて,4年半の工期と68億円あまりの工費をかけて62年に完成した。このトンネル技術は,東海道新幹線のトンネル建設技術の基礎となった点でも意義が大きい。なお,72年11月6日,同トンネル内で発生した列車火災は,乗客の死者30人,重軽症者多数を出す惨事となり,その後の防災対策に大きな教訓を残した。
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百科事典マイペディア 「北陸トンネル」の意味・わかりやすい解説

北陸トンネル【ほくりくトンネル】

北陸本線敦賀〜南今庄間にあるトンネル。長さ1万3870mで,開通当時は日本最長の鉄道トンネルであった。伊吹山地北端,木ノ芽峠下を通過する。同線の輸送上のネックとなっていた敦賀〜今庄間の連続急勾配(こうばい)区間を解消するため1962年完成。1972年トンネル内で列車火災が発生し,死者30名を出した。
→関連項目今庄[町]木ノ芽峠

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「北陸トンネル」の意味・わかりやすい解説

北陸トンネル
ほくりくトンネル

福井県中部,北陸本線にある鉄道トンネル。 1957年着工,62年完成。敦賀-今庄間,延長 13.87kmで完成当時の日本第1位,世界第5位。敦賀側,今庄側とほかに中間地点付近2ヵ所から竪坑,斜坑を設け掘削された。工事中温泉が湧出し,南東の中村山中腹に引き湯され,敦賀トンネル温泉となった。

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世界大百科事典(旧版)内の北陸トンネルの言及

【トンネル】より


(189619024.6km)(1922319.7km)(1918347.8km)2(19576113.9km)(19636713.5km)1981(22.2km)1988(53.85km)(1994)

※「北陸トンネル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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