千葉周作(読み)チバシュウサク

デジタル大辞泉 「千葉周作」の意味・読み・例文・類語

ちば‐しゅうさく〔‐シウサク〕【千葉周作】

 
17941856()()()  

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「千葉周作」の意味・読み・例文・類語

ちば‐しゅうさく【千葉周作】

 

(一)
 

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「千葉周作」の意味・わかりやすい解説

千葉周作
ちばしゅうさく
(1794―1855)


()()()()()()()()7815宿寿()西()()()西()()()31820327()22()()

 1825()()4()()()()()()4()()()()()


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「千葉周作」の意味・わかりやすい解説

千葉周作 (ちばしゅうさく)
生没年:1794-1855(寛政6-安政2)

幕末の剣客で,北辰一刀流の流祖。字は成政,号は屠竜。陸奥国栗原郡荒谷村(現,宮城県古川市)に獣医の次男として生まれ,15歳のとき江戸近郊の松戸に移り,16歳のとき小野派一刀流の浅利又七郎義信の門に学んだ。師の世話で旗本の喜多村石見守正秀に仕えるかたわら剣に精進し,宗家の中西忠兵衛子正(たねまさ)に入門,高柳又四郎,白井亨,寺田五郎右衛門など当代の名剣士とともに修業し,その非凡な才能に磨きをかけた。他流試合を通じて各流の長短得失を学んだ結果,伝統的な一刀流兵法にも改める点のあることを感じ,みずからの創意工夫を加えて北辰一刀流をうち立てた。その後,流儀の宣伝弘布をかねて諸国を巡歴し,他流試合を通じて自信を深め,江戸に帰って玄武館を開いた。近代的な教授法と昇段制の改革などによって門人は急増し,神田お玉ヶ池の道場には多くの優秀な人材が集まり,江戸随一の道場の名声を得た。海保帆平,井上八郎,森要蔵,塚田孔平などの名剣士や,清川八郎,坂本竜馬など幕末に活躍した人物も千葉一門である。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

朝日日本歴史人物事典 「千葉周作」の解説

千葉周作

 
2.12.13(1856.1.20)
6(1794)
(寿)西,()宿312(1841)100 3600,(),,()4,,3,4,,  
()
 

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

百科事典マイペディア 「千葉周作」の意味・わかりやすい解説

千葉周作【ちばしゅうさく】

 
()()使15()16()
 

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「千葉周作」の解説

千葉周作 ちば-しゅうさく

1794-1856* 江戸時代後期の剣術家。
寛政6年1月1日生まれ。父から北辰夢想流をまなぶ。小野派一刀流の浅利又七郎に師事,江戸の宗家中西忠兵衛の門にはいり免許皆伝となる。北辰一刀流をとなえて道場玄武館を江戸日本橋にひらき,ついで神田お玉が池にうつす。のち常陸(ひたち)水戸藩主徳川斉昭(なりあき)につかえた。安政2年12月10日死去。62歳。陸奥(むつ)栗原郡(宮城県)出身。名は観。字(あざな)は成政。号は屠竜。
【格言など】夫(そ)れ剣は瞬息(しゅんそく)心気力一致

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

山川 日本史小辞典 改訂新版 「千葉周作」の解説

千葉周作
ちばしゅうさく

1794~1855.12.13

江戸後期の剣客,北辰一刀流の創始者。諱は観。陸奥国栗原郡花山村の北辰夢想流を唱える家に生まれ,旗本喜多村氏に仕えた。剣術を小野派一刀流の浅利義七に学び,その後独立して北辰一刀流を創始。江戸日本橋品川町に道場玄武館を開き,のち神田お玉が池に移った。天保年間に水戸弘道館に出張教授した縁で水戸藩士に登用され,1841年(天保12)には高100石,馬廻役に取り立てられ,中奥まで進んだ。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「千葉周作」の意味・わかりやすい解説

千葉周作
ちばしゅうさく

 
[]5(1793).
[]2(1855).12.10. 
 

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

367日誕生日大事典 「千葉周作」の解説

千葉周作 (ちばしゅうさく)

生年月日:1794年1月1日
江戸時代末期の剣術家
1856年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「千葉周作」の解説

千葉周作

山岡荘八の歴史小説。1952年刊行。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の千葉周作の言及

【北辰一刀流】より

…幕末に隆盛した剣術流派。流祖は千葉周作。周作は一刀流を中西忠兵衛子正(たねまさ)およびその門人浅利又七郎義信から学び,免許階級制や技術体系を近代的な形に改革して北辰一刀流とした。…

※「千葉周作」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

タコノキ

タコノキ科の常緑高木。小笠原諸島に特産する。幹は直立して太い枝をまばらに斜上し,下部には多数の太い気根がある。葉は幹の頂上に密生し,長さ1〜2m,幅約7cmで,先は細くとがり,縁には鋭い鋸歯(きょし)...

タコノキの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android