四塞（読み）シサイ

デジタル大辞泉 「四塞」の意味・読み・例文・類語

し‐さい【四塞】

 
1四方を山河で囲まれている要害の地。しそく。
2 四方をとりまくこと。しそく。
﹁諸邦大霧―す﹂︿村田文夫・西洋聞見録﹀  

し‐そく【四塞】

⇒しさい（四塞）

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精選版 日本国語大辞典 「四塞」の意味・読み・例文・類語

し‐さい【四塞】

 

(一)〘 名詞 〙
 (二)① 四方を山河などでふさがれた要害の地。しそく。
(一)[初出の実例]﹁以レ我観二鎌倉一則四塞之地而天府之所也﹂(出典‥羅山先生文集︵1662︶二二)
 (二)[その他の文献]︹史記‐劉敬伝︺
 (三)② ( ━する ) 四方をとりまくこと。四方をふさぐこと。
(一)[初出の実例]﹁漢の高祖秦にうつる。張良がいはく、金城千里なりといへり。又云、秦城に四塞のかためあり。これを金城と云へり﹂(出典‥百詠和歌︵1204︶一二)
 (二)[その他の文献]︹司馬相如‐封禅文︺
  

し‐そく【四塞】

  1. 〘 名詞 〙 ＝しさい（四塞）①

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普及版 字通 「四塞」の読み・字形・画数・意味

【四塞】しさい・しそく

四方塞り。

字通「四」の項目を見る。

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