大学事典 「大学紛争」の解説
大学紛争
だいがくふんそう
出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
1968~69年(昭和43~44)の佐藤内閣の時期に全国的に吹き荒れた大学生を中心とする闘争。東大・日大を先頭に全大学の約8割165校がバリケード封鎖を行った。学費値上げ,学生処分に関する管理体制,マスプロ教育などへの不満・反発が噴出したもので,背景にベトナム反戦運動・公害訴訟・沖縄返還問題などをめぐる反政府気運があった。それまでの学生運動のような党派を核としない,全共闘とよばれた新たな大衆的学生運動組織が闘争を牽引したことも特徴であった。各大学の紛争は警察力によりしだいに沈静化し,一般学生の運動離れも加わって急速に退潮,全国的な大学紛争状態は発生後1年をへずに実質的に解消した。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
…ところが,豊かさは消費と余暇活動を拡大することによって生産至上主義からの離反傾向をうみだすとともに,公害や自然破壊や人間疎外をもたらしたことによって,生産至上主義への批判を助長することになった。1960年代後半に先進産業社会でおこった若者の反乱,大学紛争は,産業社会の危機意識を象徴していた。この危機意識は二つの要求をもっていたといえる。…
※「大学紛争」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
タコノキ科の常緑高木。小笠原諸島に特産する。幹は直立して太い枝をまばらに斜上し,下部には多数の太い気根がある。葉は幹の頂上に密生し,長さ1〜2m,幅約7cmで,先は細くとがり,縁には鋭い鋸歯(きょし)...
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