デジタル大辞泉 「奉仕」の意味・読み・例文・類語 ほう‐し【奉仕】 ﹇名﹈(スル)︽古くは﹁ほうじ﹂とも︾ 1 神仏・主君・師などに、つつしんでつかえること。﹁神に奉仕する﹂ 2 利害を離れて国家や社会などのために尽くすこと。﹁社会に奉仕する﹂ 3 商人が品物を安く売ること。﹁特価で御奉仕しております﹂﹁奉仕品﹂ [類語]︵2︶奉公・寄与・貢献・裨益・尽力・尽くす・骨身を惜しまず・粉骨砕身・身を粉にする・身を削る・骨身を削る・命を捧げる・ボランティア・サービス・アフターサービス・ケア・アフターケア・ボランタリー・自発的・公共心・公徳心・犠牲・犠牲的・献身・献身的・捧(ささ)げる・挺(てい)身(しん)・捨て石・利他・利他心・志願・慈善・篤志・有志・殉ずる・篤志家/︵3︶負ける・値引きする・おまけする・勉強する・サービスする・泣く・色を付ける 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「奉仕」の意味・読み・例文・類語 ほう‐し【奉仕】 (一)〘 名詞 〙 ( 古く﹁ほうじ﹂とも ) (二)① ( 長上につかえる意 ) 神仏・天子・主君・師などにつつしんでつかえること。奉事。 (一)[初出の実例]﹁但導師前例独身奉仕唄・散花、而此度不仕唄・散花﹂(出典‥九暦‐九条殿記・灌仏会・承平六年︵936︶四月八日) (二)﹁師に奉仕する事、片時も怠る事无し﹂(出典‥今昔物語集︵1120頃か︶三) (三)② 私心をすてて国家・社会や他人のために献身的に働くこと。︹現代大辞典︵1922︶︺ (四)③ 商品を特に安く提供したりして客の得になるようにはからうこと。サービス。﹁奉仕品﹂ ぶ‐し︻奉仕︼ (一)〘 名詞 〙 つかえること。つくすこと。ほうし。 (一)[初出の実例]﹁鬼神手を束て奉仕(ブシ)しける間﹂(出典‥太平記︵14C後︶一三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例