好意（読み）コウイ

デジタル大辞泉 「好意」の意味・読み・例文・類語

こう‐い〔カウ‐〕【好意】

 
1その人にいだく親しみや好ましく思う気持ち。愛情の婉曲的な表現としても用いられる。﹁誰もが好意をもつ人柄﹂﹁ひそかに好意を寄せる﹂
2 その人のためになりたいと思う気持ち。親切な気持ち。﹁好意を無にする﹂﹁ご好意に甘えてお借りします﹂
[類語]善意・厚意・老婆心・好感・親切  

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精選版 日本国語大辞典 「好意」の意味・読み・例文・類語

こう‐いカウ‥【好意】

 

(一)〘 名詞 〙
 (二)① 人に対していだく、親切な心。その人のためを考えてしようとする気持。⇔悪意。
(一)[初出の実例]﹁汝が好意(コウイ)︵︿注﹀ココロサシ︶を感ず﹂(出典‥通俗酔菩提全伝︵1759︶四)
 (二)[その他の文献]︹蘇軾‐送張嘉州詩︺
 (三)② このましく思う気持。また特に、相手に対する愛情のやや遠まわしな表現に用いられる。
(一)[初出の実例]﹁何かで登喜子の好意の証(あかし)が見たかった﹂(出典‥暗夜行路︵1921‐37︶︿志賀直哉﹀一)
  

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普及版 字通 「好意」の読み・字形・画数・意味

【好意】こう（かう）い

 
善意。親切。宋・軾︹張嘉州を送る︺詩　歸來(ま)た受く、一大錢　好ふ(な)し、髮の(さう)︵老人︶
字通﹁好﹂の項目を見る。
  

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