尼僧（読み）ニソウ

デジタル大辞泉 「尼僧」の意味・読み・例文・類語

に‐そう【尼僧】

 
1出家して仏道に入った女性。比(び)丘(く)尼(に)。尼(あま)。
2 カトリック教会の修道女。
[類語]︵1︶尼・尼法師・比丘尼・禅尼／︵2︶修道女・シスター・巫女  

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精選版 日本国語大辞典 「尼僧」の意味・読み・例文・類語

に‐そう【尼僧】

 

(一)〘 名詞 〙
 (二)① 出家して仏門にはいった女性。あま。びくに。
(一)[初出の実例]﹁彷彿三生因二大師一、尼僧宛有二大夫姿一﹂(出典‥翰林葫蘆集︵1518頃︶一二・正岳慶因尼首座預修秉炬仏事)
 (二)[その他の文献]︹晉書‐簡文三子伝︺
 (三)② キリスト教の修道女。
(一)[初出の実例]﹁スクールは原と尼僧の寝所なるを学校となせしものにて﹂(出典‥西洋聞見録︵1869‐71︶︿村田文夫﹀前)
  

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普及版 字通 「尼僧」の読み・字形・画数・意味

【尼僧】にそう

あま。

字通「尼」の項目を見る。

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世界大百科事典（旧版）内の尼僧の言及

【尼】より


…尼を敬称して尼御前という。尼僧の住する寺を尼寺といい，門跡寺院の尼僧住持を尼門跡という。男僧と尼僧とによって奉祀される寺院があり，長野市善光寺は大勧進と大本願とからなり，前者は男僧，後者は尼僧で旧華族から選ばれ，尼公と尊敬される。…

【比丘尼】より

…出家して戒を受けた女性，仏教教団の正規の女性出家者。尼僧のこと，単に尼（あま）ともいう。サンスクリットbhikṣuṇī，パーリ語bhikkhunīの音写。…

※「尼僧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」

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