(読み)アマ

デジタル大辞泉 「尼」の意味・読み・例文・類語

あま【尼】

 
ambā()()()
1 
2 
3 
4 1
()()︿
[]123()()  
 

 
   
︿
1 
2 ()()
[]1()()()
︿()()  

に【尼】

[名]《「比丘尼」の略》出家して戒を受けた女性。あま。
[接尾]出家した女性の名の下に添えて用いる。「蓮月

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精選版 日本国語大辞典 「尼」の意味・読み・例文・類語

あま【尼】

 

(一)  
(二) (  ammā  ) 
(一)[]()()()()(720)
(三) 
(一)[](1179)
(四) 
(一)[](12)
(五) 使
(一)[](1691)
(六) (  ) 
(一)[](1767)
(七) 
(一)[]︿(1651)
(八) 
(一)[]()()(1810)
(九) 
(一)[](1929︿)
(十) 
" />

(二)[]() (1660)
 
 

 

(一)(  )
(二)[1]    
(三)[2]    
 

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改訂新版 世界大百科事典 「尼」の意味・わかりやすい解説

尼 (あま)


bhikuī

 5843590387411310退︿︿︿︿︿


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日本歴史地名大系 「尼」の解説


あまがつじ

[現在地名]奈良市三条大路五丁目・四条大路五丁目

()()()()西()()()()

西

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「尼」の意味・わかりやすい解説


あま

出家して仏門に入った女性のこと。サンスクリット語のビクシュニーbhikuīの音写語である「比丘尼(びくに)」の略で、「あま」という読み方は、パーリ語のアムマーammā(サンスクリット語ではアムバーambā。母の意)からきたといわれる。尼法師、尼御前(あまごぜ)、尼前(あまぜ)などともいわれ、在家のままで剃髪(ていはつ)した女性を尼入道(あまにゅうどう)、尼女房(あまにょうぼう)などといった。尼の起源は古く、原始仏教の時代からあり、最初の尼となったのは、仏陀(ぶっだ)の養母であるマハーパジャーパティーMahāpajāpatīであったといわれる。男子出家者の比丘よりも戒律は厳しく、比丘の二百五十戒に対して、比丘尼の三百四十八戒ともいわれ、教団におけるその地位も概して比丘より低かった。『日本書紀』によると、日本での最初の尼は、飛鳥(あすか)時代の善信尼(ぜんしんに)ら3人で、彼女らの住んだ桜井寺は最初の尼寺である。

[松本史朗]

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百科事典マイペディア 「尼」の意味・わかりやすい解説

尼【あま】

比丘(びく)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「尼」の意味・わかりやすい解説


あま

比丘尼」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のの言及

【僧】より

…仏教の出家修行者に対する総称。とくに男性を僧とよぶのに対し,女性は(あま)とよび,あわせて僧尼ともいう。〈僧〉とはサンスクリットのサンガsaṃghaに対する音写語で,僧伽(そうぎや)とも書き,衆,和合衆と訳す。…

【比丘尼】より

…出家して戒を受けた女性,仏教教団の正規の女性出家者。尼僧のこと,単に尼(あま)ともいう。サンスクリットbhikṣuṇī,パーリ語bhikkhunīの音写。…

※「尼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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