御針（読み）オハリ

デジタル大辞泉 「御針」の意味・読み・例文・類語

お‐はり【▽御針】

 
1裁縫。針仕事。
2 ﹁御針子﹂に同じ。  

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精選版 日本国語大辞典 「御針」の意味・読み・例文・類語

お‐はり【御針】

 

(一)〘 名詞 〙 ( ﹁お﹂は接頭語 )
 (二)① ﹁針﹂を丁寧にいう語。︹和英語林集成︵初版︶︵1867︶︺
 (三)② 裁縫をする人。遊里や商家に雇われて針仕事をする女。おはりこ。おはりめ。お針女中。
(一)[初出の実例]﹁桜山りんきのつよいお針(ハリ)にはくろがねの身もたまりこそせね﹂(出典‥評判記・難波立聞昔語︵1686︶桜山林之助)
 (四)③ ( ━する ) 裁縫をすること。針仕事。
(一)[初出の実例]﹁お針して秋も命の緒を繋ぎ︿古益﹀ 琴引く娘八つになりける︿芭蕉﹀﹂(出典‥俳諧・元祿風韵︵1704‐25頃︶花園貞享四江戸)
  

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