デジタル大辞泉 「応答」の意味・読み・例文・類語 おう‐とう〔‐タフ〕【応答】 [名](スル)問いかけや呼びかけに答えること。受け答え。「三号車応答せよ」「質疑応答に移る」[類語]答える・返答・回答・解答・自答・答え・反応・即答・速答・確答・答弁 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「応答」の意味・読み・例文・類語 おう‐とう‥タフ【応答】 〘 名詞 〙 問いや呼び掛けに答えること。うけこたえ。[初出の実例]「唐山の人に随侍すること三年話説の応答(ワウタウ)唐山の人にいささかもかはる事なし」(出典:授業編(1783)三)[その他の文献]〔漢書‐芸文志〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
改訂新版 世界大百科事典 「応答」の意味・わかりやすい解説 応答 (おうとう)response 計測器,回路,素子,装置などに入力を与えた場合,その時間的変化に応じ,指針の振れなどの出力が時間的に変化するありさまを応答という。一般に出力には時間おくれ,指示のおくれがある。入出力の関係を調べることにより,その動特性を知ることができる。入力がある定常状態から他の定常状態に変化したときの応答を過渡応答という。インパルス状の入力を与えたときのインパルス応答と入力がステップ状に変化した場合のステップ応答に分けられる。また正弦波周波数の入力を与えたときの応答を周波数応答といい,出力の振幅,位相差は周波数によって変動する。入力xと出力yの関係が次式で表されるとき,二次系であるといい,制動状態によって出力が変化する。 ステップ応答を図1に,周波数応答における振幅比︵周波数f=0に対する比︶を図2に示す。ζは制動比,wnは自由振動の角周波数︵wn=2πfn︶である。ζ<1の場合,ステップ応答は振動的になり,周波数応答の振幅比には最大値が表れる。ζ>1を過制動,ζ=1を臨界制動,ζ<1を不足制動という。指示計器ではζ=0.8程度に設計すると応答がもっとも早くなる。 執筆者‥平山 宏之 図1~図2 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
化学辞典 第2版 「応答」の解説 応答オウトウresponse 系内のある物理量を変化させたときに,ほかの物理量の時間的変化を応答という.化学装置の流体の混合特性を調べる目的で,装置入口で特定成分の濃度(入力信号)を変化させ,装置出口での濃度(出力信号)を調べることなどが行われている.入力信号の形状に応じて,インディシャル応答(入力‥単位段階関数),インパルス応答(入力‥ディラックのデルタ関数),周波数応答(入力‥正弦関数)などがある. 出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
ASCII.jpデジタル用語辞典 「応答」の解説 応答 プレゼンテーションで、発表者が聞き手からの質問に答えること。応答の手法は即答型応答、ブーメラン型応答、代返型応答、後回し型応答、無回答応答の5つがある。発表者は質問に応じて手法を使い分けて、効果的な応答をすることが望まれる。 出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「応答」の意味・わかりやすい解説 応答おうとうanswer 音楽用語。対位法楽曲,特にフーガのなかで,主題の提示に続き,他の声部がそれに答えて行う主題の模倣をいう。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報