押湯(読み)オシユ

デジタル大辞泉 「押湯」の意味・読み・例文・類語

おし‐ゆ【押(し)湯】

鋳物を作るときに、鋳型に余分に注入する溶融した金属。鋳物が冷却凝固するときに全体が収縮したり、内部にすきまができたりするのを防ぐために行う。

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精選版 日本国語大辞典 「押湯」の意味・読み・例文・類語

おし‐ゆ【押湯】

 

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百科事典マイペディア 「押湯」の意味・わかりやすい解説

押湯【おしゆ】

 
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世界大百科事典(旧版)内の押湯の言及

【鋳物】より

…揚りは,溶湯や鋳型から発生したガスや溶湯中に巻き込んだスラグを吐き出させるためのもので,堰の反対側に設ける。押湯は,溶湯が凝固収縮するので,その補給をし,鋳型内の溶湯に圧力を加えてガスを除き,鋳物に凝固収縮の際に生ずる巣やピンホールなどの欠陥ができるのを防ぐために設けられる。鋳物方案はまた,材質,鋳型,鋳造法の影響も考慮に入れる必要がある。…

※「押湯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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