デジタル大辞泉 「日月」の意味・読み・例文・類語 じつ‐げつ【日月】 1太陽と月。﹁日月星辰﹂ 2 日や月の経過。つきひ。年月。歳月。﹁多年の日月を費やした研究﹂﹁日月を経る﹂ [類語]︵1︶天体/︵2︶時間・歳月・年(とし)月(つき)・年(ねん)月(げつ)・光陰・月日・星霜・風霜 ひ‐つき︻日月︼ 1太陽と月。 ﹁この照らす―の下は﹂︿万・八〇〇﹀ 2 歳月。月日。 ﹁ひさかたの天知らしぬる君故に―も知らず恋ひ渡るかも﹂︿万・二〇〇﹀ にち‐げつ︻日月︼ 太陽と月。また、月日。年月。じつげつ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「日月」の意味・読み・例文・類語 じつ‐げつ【日月】 (一)[1] 〘 名詞 〙 (一)① 太陽と月。ひつき。 (一)[初出の実例]﹁雲雷兮吼怒 日月兮朝夕﹂(出典‥経国集︵827︶一四・奉和太上天皇青山歌︿惟良春道﹀) (二)[その他の文献]︹易経‐乾卦︺ (二)② つきひ。としつき。歳月。光陰。 (一)[初出の実例]﹁日月荏去、慈範独依依﹂(出典‥懐風藻︵751︶和藤江守詠裨叡山先考之旧禅処柳樹之作︿麻田陽春﹀) (二)﹁無名の猫を友にして日月を送る江湖の処士﹂(出典‥吾輩は猫である︵1905‐06︶︿夏目漱石﹀八) (三)[その他の文献]︹書経‐泰誓︺ (二)[2] 観世音菩薩の変化身で太陽の中に住むという﹁日天子﹂と、勢至菩薩の変化身で月の中に住むという﹁月天子﹂との併称。 (一)[初出の実例]﹁中央に日月(ジツゲツ)の二天子を表し、増長、広目、持国、多門の四天を録(しる)すもの也﹂(出典‥読本・椿説弓張月︵1807‐11︶残) (二)﹁日月の一構とて雲のうへ﹂(出典‥雑俳・柳多留‐四九︵1810︶) ひ‐つき【日月】 〘 名詞 〙① 太陽と月。[初出の実例]「愛(は)しきかも 我が子孫(こ) 高きかも 神宮(かむみや) 天地の共(むた) 日月(ひつき)の共」(出典:常陸風土記(717‐724頃)筑波・歌謡)② 日数と月数。[初出の実例]「朝ことに 御言問はさず 日月(ひつき)の 数多(まねく)なりぬれ」(出典:万葉集(8C後)二・一六七) にち‐げつ︻日月︼ (一)〘 名詞 〙 太陽と月。また、つきひ。としつき。歳月。にちがつ。→じつげつ にち‐がつ‥グヮツ【日月】 〘 名詞 〙 =にちげつ(日月)〔落葉集(1598)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「日月」の読み・字形・画数・意味 【日月】にちげつ 日と月。︹史記、屈原伝︺上は(ていこく)をし、下は齊桓を(い)ふ。~の廣崇、治亂の條貫をらかにし、畢(ことごと)く見(しめ)さざる靡(な)し。~此の志を推すに、日と光を爭ふと雖も可なり。 字通﹁日﹂の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「日月」の解説 じつげつ【日月】 岡山の日本酒。蔵元の﹁小宮山酒造﹂は大正8年(1919)創業。所在地は赤磐市周匝。 出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報