出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…たとえば,けが人が運びこまれてきたら,呼吸をしているか,脈はふれるか,意識はあるか,瞳孔の大きさは,血圧はどのくらいあるか,外出血はないか,どの部位のけがが重いか,などをまず診察する。外出血はただちに圧迫して止血する。外出血がないのに血圧が低いときは,からだの内部で出血していると考えて診察を進める。…
…大きな血管が損傷された場合,たとえば動脈瘤破裂,子宮外妊娠における卵管の破裂,胃潰瘍からの出血,肝硬変のときにみられる食道静脈瘤の破裂では,出血死にいたることがある。【毛利 昇】
[止血のしくみ]
血管が損傷し,出血が始まると,出血を停止するような生体反応(これを止血機序という)が起こる。まず,血小板が血管損傷部の血管内皮下組織に粘着し,ひきつづき粘着血小板は一連の形態学的・生化学的な変化を起こして,種々の物質を放出する。…
※「止血」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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