津軽海峡(読み)ツガルカイキョウ

デジタル大辞泉 「津軽海峡」の意味・読み・例文・類語

つがる‐かいきょう〔‐カイケフ〕【津軽海峡】

 
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精選版 日本国語大辞典 「津軽海峡」の意味・読み・例文・類語

つがる‐かいきょう‥カイケフ【津軽海峡】

  1. 本州と北海道との間にある海峡。本州の下北・津軽の両半島と北海道の渡島(おしま)半島とが相対する。日本海から対馬海流が太平洋へ流れ出し、本州と北海道との生物分布の境界線ブラキストン線)として知られる。

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日本歴史地名大系 「津軽海峡」の解説

津軽海峡
つがるかいきよう


西()()()()()()西()()()()()()西


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改訂新版 世界大百科事典 「津軽海峡」の意味・わかりやすい解説

津軽海峡 (つがるかいきょう)


西西100km2050km18.7km西19.5km200m西西130m西西

 西24200m3/s沿3423258沿

 1891113km1908JR1988

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百科事典マイペディア 「津軽海峡」の意味・わかりやすい解説

津軽海峡【つがるかいきょう】

 
西100km2050km449m()西()()()
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「津軽海峡」の意味・わかりやすい解説

津軽海峡
つがるかいきょう

本州と北海道との間にある海峡。東西約 100km,南北 20~50km。地形は海峡中心部を東西に走る水道部とその両側の大陸棚および西口の海嶺部とに分けられる。中央水道部は東西に水深 200m以上の深部があり,その最深部は 449mある。青森―函館間を結ぶ青函連絡船の航路になっていたが,1988年,青森県三厩村から北海道福島町までの最狭部の海底に青函トンネルが完成し,JR津軽海峡線が海峡を横断している。海上交通としては青森―函館間,大間―函館間などにフェリーが就航している。津軽海峡は更新世には形成されておらず,本州と北海道は陸続きであったが,その後南北あるいは東西方向の断層などによって 2万年前頃海峡が形成されたと考えられる。この海峡を境に生物の生息分布に著しい相違がみられることから,その境界線はブレーキストン線と名づけられている。対馬暖流から分岐した津軽暖流が平均 2~4knで東流する。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「津軽海峡」の意味・わかりやすい解説

津軽海峡
つがるかいきょう

北海道の南西部と本州を分かつ海峡。太平洋と日本海を結ぶ。最短部は西方の津軽半島の龍飛(たっぴ)崎と北海道渡島(おしま)半島の白神(しらかみ)岬間の19.5キロメートル、東方の下北(しもきた)半島の大間(おおま)崎と函館(はこだて)市汐首(しおくび)岬を結ぶ19.3キロメートルである。水深は東部が260メートル以上で溝状の深い地帯があり、西部は約130メートルの浅い地帯が馬の背のように続いている。そのため龍飛崎―白神岬間は海底トンネルで結ばれている。かつて本州と北海道は陸続きであったが、第四紀ごろ今日のような海峡が形成された。海峡を境に生物の分布が異なり、この境界をブラキストン線とよんでいる。

[横山 弘]

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「津軽海峡」の解説

つがるかいきょう【津軽海峡】

青森の米焼酎。黄麹を用いて、減圧蒸留で造る。アルコール度数40%の焼酎は、フランスから輸入したブランデー用の単式蒸留器で蒸留する。原料は米、米麹。アルコール度数25%、40%。蔵元の「六花酒造」は昭和48年(1973)創業。清酒「じょっぱり」の醸造元。所在地は弘前市大字向外瀬字豊田。

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