熊手(読み)クマデ

デジタル大辞泉 「熊手」の意味・読み・例文・類語

くま‐で【熊手】

 
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精選版 日本国語大辞典 「熊手」の意味・読み・例文・類語

くま‐で【熊手】

 

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改訂新版 世界大百科事典 「熊手」の意味・わかりやすい解説

熊手 (くまで)


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日本大百科全書(ニッポニカ) 「熊手」の意味・わかりやすい解説

熊手
くまで

山で冬季に肥料・燃料用の落ち葉をかき集めたり、収穫した穀物を天日で干すのに莚(むしろ)の上に広げたり、清掃に使う竹製の道具。縁起物にもなっている。割り竹の先端を鉤(かぎ)形に曲げ、それを十数本細縄で編んで竹の柄(え)をつけたものであるが、用途によって割り竹の太さと編む間隔が異なっている。縁起物の熊手は、正月の初詣(はつもう)でや節分にその模型が授与されたり、東京・浅草の鷲(おおとり)神社などの11月の酉(とり)の市に、桝(ます)やおかめの面を熊手につけ、福徳をかき集めるということで売られるのが有名である。西日本では熊手をこくばかき、こくまかきなどというが、こくば、こくまは松葉のことで、これが熊手の語源と考えられる。古くは武具としての鉄製の熊手もあった。

[小川直之]


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百科事典マイペディア 「熊手」の意味・わかりやすい解説

熊手【くまで】

 
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世界大百科事典(旧版)内の熊手の言及

【縁起物】より

…この宝船にはよく近世の流行神(はやりがみ)の典型である七福神をのせているが,それは幸は海上の彼方からやってくるという海上他界の観念に基づくものである。11月酉(とり)の日,東京の鷲(おおとり)神社の酉の市で売られる熊手は,穀物をかき寄せるものであるが,穀霊を人間の霊魂と一体化して考え,霊(たま)をかき寄せ人間の再生をもたらし幸運を得る縁起物とされたのである。【岩井 宏実】。…

【雁爪】より

…熊手,田熊手などとも呼ばれる。備中ぐわの柄を短くしたような水田の中耕用農具。…

【手】より


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【酉の市】より


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※「熊手」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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