生性（読み）うまれじょう

精選版 日本国語大辞典 「生性」の意味・読み・例文・類語

うまれ‐じょう‥ジャウ【生性】

 

(一)〘 名詞 〙 ( ﹁うまれしょう﹂とも ) 生まれつきの性質。天性。また、持って生まれためぐり合わせ。宿命。
(一)[初出の実例]﹁汝(なんぢ)は、いみじきむまれじゃうにて、ゆふべうちたる親の敵(かたき)を、ただ今心のままにすることのうらやましさよ﹂(出典‥曾我物語︵南北朝頃︶一〇)
 (二)﹁いか成因果(ゐんぐは)な、むまれ性、げんざい我子に馬追(を)ひさせ﹂(出典‥浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節︵1707頃︶道中双六)
  

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普及版 字通 「生性」の読み・字形・画数・意味

【生性】せいせい

天性。

字通「生」の項目を見る。

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