画論(読み)ガロン

デジタル大辞泉 「画論」の意味・読み・例文・類語

が‐ろん〔グワ‐〕【画論】

絵画に関する理論や、画家の伝記・作品などの評論。また、その書物。

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精選版 日本国語大辞典 「画論」の意味・読み・例文・類語

が‐ろんグヮ‥【画論】

  1. 〘 名詞 〙 絵画に関する評論や理論。
    1. [初出の実例]「古人の画論は諸書の内にも間書載候へども」(出典:随筆・玉洲画趣(1790))

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改訂新版 世界大百科事典 「画論」の意味・わかりやすい解説

画論 (がろん)




27

 椿︿

 


16

 171599-166216231648551531607-58便167316801690

 18西1742179017991778西1799西1723-731801

 19180118021813椿椿1839-40椿1845-461833︿17891845-501854

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「画論」の意味・わかりやすい解説

画論
がろん


()()()()()()()()()()()椿()()()()()

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「画論」の意味・わかりやすい解説

画論
がろん

中国,日本で絵画に関する論評,理論のうち特に近代以前のものをいう。中国の画論は戦国時代末期に芽生え,漢時代までは断片的なものが多い。魏,晋時代に入ると当時興った文人画家による本格的な画論が現れ,顧 愷之『論画』などはその最古の例。南北朝時代の謝赫『古画品録』,唐時代の張彦遠『歴代名画記』 (847頃) ,宋時代の黄休復『益州名画録』 (1006) ,郭若虚『図画見聞誌』,郭煕『林泉高致集』,宣和勅撰『宣和画譜』 (1120) などすぐれた著書がある。次いで元時代の夏文彦『図絵宝鑑』 (1365) ,湯こう『画鑑』 (28) ,明,清時代の王がいら編『芥子園画伝』,康煕勅撰『佩文斎書画譜』 (1708) などが著名。日本の画論では室町時代の『君台観左右帳記』,桃山時代の長谷川等伯の言葉を筆録した『等伯画説』,江戸時代の画史,画伝では狩野永納編『本朝画史』 (1691) ,谷文晁『本朝画纂』 (1834頃) ,解説書では林守篤『画筌』 (1721) ,西川祐信『画法彩色法』 (42) ,画談では桑山玉洲『玉洲画趣』 (90) ,田能村竹田『山中人饒舌』 (1834) などが有名。江戸時代中期以後には,佐竹曙山『画法綱領』 (1778) ,司馬江漢『西洋画談』 (99) など洋画に関する画論も現れた。

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