気韻(読み)キイン

デジタル大辞泉 「気韻」の意味・読み・例文・類語

き‐いん〔‐ヰン〕【気韻】

気品のあるようす。特に、書画などの風雅なおもむき。
[類語]おもむき風情風韻幽玄気分興味内容興趣情趣情調情緒風趣風格余情余韻詩情詩的味わい滋味醍醐味妙味雅味物の哀れポエジーポエティックポエジーポエトリーロマンチックメルヘンチックリリカルセンチメンタルファンタジックファンタスティック幻想的夢幻的神秘的ドリーミー

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精選版 日本国語大辞典 「気韻」の意味・読み・例文・類語

き‐いん‥ヰン【気韻】

 

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普及版 字通 「気韻」の読み・字形・画数・意味

【気韻】きいん(ゐん)

 


 

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改訂新版 世界大百科事典 「気韻」の意味・わかりやすい解説

気韻 (きいん)
qì yùn


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世界大百科事典(旧版)内の気韻の言及

【水墨画】より

… 荆浩の《筆法記》は現存する最古の水墨画論で,主題としては松石図を論じている。伝統的な謝赫(しやかく)の画の六法に対して,新しい水墨画に適合するように修正された画の六要を主張し,人物の写実的描写のうちに対象の生命感と画家の心意の幸福なる調和をみる気韻生動に対して,気韻を気と韻に二分して気を画家の意に韻をその表現に配当し,山水画における気韻を論じた。また骨法用筆と随類賦彩,すなわち形と色を,筆と墨すなわち線描と墨の広がりの二極におきかえ,その間に多様なタッチの世界とでも呼ぶべきものを予想し,これを筆墨積微といっている。…

※「気韻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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