白熱電球(読み)ハクネツデンキュウ

デジタル大辞泉 「白熱電球」の意味・読み・例文・類語

はくねつ‐でんきゅう〔‐デンキウ〕【白熱電球】

ガラス球内のフィラメント電流を通じて白熱させ、その光を利用する電球
[類語]電灯電球蛍光灯水銀灯アーク灯ナトリウム灯ナトリウムランプガス灯LED電球懐中電灯

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精選版 日本国語大辞典 「白熱電球」の意味・読み・例文・類語

はくねつ‐でんきゅう‥デンキウ【白熱電球】

  1. 〘 名詞 〙 真空状態、あるいは適当な気体を封入して、ガラス球内のフィラメントに電流を通じ、熱放射に伴って発する光を利用する電球。〔大増補改版新らしい言葉字引(1925)〕

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百科事典マイペディア 「白熱電球」の意味・わかりやすい解説

白熱電球【はくねつでんきゅう】

真空またはアルゴン・窒素などのガスを封入したガラス球に細い抵抗線(フィラメント)を入れ,これに電流を通じ白熱させ生じる発光を利用した電球。1879年に米国のT.A.エジソン,ほぼ同時期に英国の化学工業家スワンJoseph Wilson Swan〔1828-1914〕により綿糸や竹繊維などによる炭素フィラメントの研究がすすめられ実用化された。現在はタングステンフィラメントをコイル状にまいて使用。→タングステン電球
→関連項目蛍光灯

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「白熱電球」の意味・わかりやすい解説

白熱電球
はくねつでんきゅう
incandescent lamp

 
 0.7 T.綿 (1879)  ()   

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家とインテリアの用語がわかる辞典 「白熱電球」の解説

はくねつでんきゅう【白熱電球】

 
1879寿  

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改訂新版 世界大百科事典 「白熱電球」の意味・わかりやすい解説

白熱電球 (はくねつでんきゅう)

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世界大百科事典(旧版)内の白熱電球の言及

【照明】より


︿

 1808H.使

【スワン】より

…化学関係の商売をするかたわら,炭素印刷法の開発や写真乾板の開発を行い,1879年に印画紙を発明した。また電気技術に関しても,1845年に白金‐イリジウム合金の白熱線を見たことが契機となって,とくに白熱電球の開発に努力した。60年までには炭化紙片のフィラメントを使用した電球を製作したが,排気不十分のためにあまりにも短寿命で失敗。…

【電球】より

…白熱電球ともいう(図)。1879年にアメリカのエジソン,ほぼ同じころイギリスのスワンJ.W.Swanによって発明され,今日の電灯照明時代の開幕となった。…

※「白熱電球」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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