禁門（読み）キンモン

デジタル大辞泉 「禁門」の意味・読み・例文・類語

きん‐もん【禁門】

 
1禁裏の門。転じて、皇居。禁中。
2 警戒が厳重で容易に出入りのできない門。  

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精選版 日本国語大辞典 「禁門」の意味・読み・例文・類語

きん‐もん【禁門】

 

(一)〘 名詞 〙
 (二)① 宮城の門。皇居の門。転じて、皇居をいう。禁中。禁裏。
(一)[初出の実例]﹁禁門を出入すといへども﹂(出典‥平家物語︵13Ｃ前︶一)
 (二)[その他の文献]︹漢書‐息夫躬︺
 (三)② 警戒をきびしくして、たやすく出入りを許さない門。
(一)[初出の実例]﹁彼の獄の辺(ほとり)に行きたりけれ共、禁門(キンモン)警固隙無かりければ﹂(出典‥太平記︵14Ｃ後︶四)
  

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普及版 字通 「禁門」の読み・字形・画数・意味

【禁門】きんもん

 
御所の門。宮中。晋・潘岳︹西征の賦︺︵軍︶は山東の妙、賈生︵誼︶は洛陽の才子なるに曁(およ)ぶまで、綏(すいすい)を飛ばし、鳴玉を(な)らし、以て禁門に出入する衆(おほ)し。
字通﹁禁﹂の項目を見る。
  

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