筋収縮(読み)きんしゅうしゅく(英語表記)muscle contraction

改訂新版 世界大百科事典 「筋収縮」の意味・わかりやすい解説

筋収縮 (きんしゅうしゅく)
muscle contraction


調

調︿調

ATP106105molCa2Ca2調sarcoplasmic reticulumCa2Ca2Ca2107molTtransverse systemCa2Ca2106mol105molCa2Ca2Ca2ATPCa2調Ca2

1954H.E.2222

56kg/cm220t2010μm/s10kg/cm2

2001000調



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百科事典マイペディア 「筋収縮」の意味・わかりやすい解説

筋収縮【きんしゅうしゅく】

筋肉が神経の刺激などで収縮すること。筋肉の短縮を伴う収縮(等張性収縮)と伴わないもの(等尺性収縮)がある。神経からの刺激が筋細胞内の小胞体に伝えられると,小胞体の内部の膜にたくわえられていたカルシウムイオンが放出される。その結果,マグネシウムイオンとアデノシン三リン酸(ATP)の存在の下で,筋原繊維を構成しているアクチンとミオシン(アクトミオシン)が相対的にすべり込み,筋肉が収縮する。アクチン,ミオシンの各フィラメントの長さは変化せず,相対的な位置の変化のみで筋肉の全長が変わるわけである。弛緩(しかん)はカルシウムイオンが小胞体に再吸着されることによる。

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栄養・生化学辞典 「筋収縮」の解説

筋収縮

 筋肉が収縮すること.電気刺激により小胞体からカルシウムが放出されることがきっかけとなって収縮する.

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世界大百科事典(旧版)内の筋収縮の言及

【運動】より




 (1) 21

【原形質流動】より


(1954)

※「筋収縮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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