裸の王様(読み)ハダカノオウサマ

デジタル大辞泉 「裸の王様」の意味・読み・例文・類語

はだかのおうさま〔はだかのワウさま〕【裸の王様】

 

︿Keiserens nye Klaeder1837()()()姿
32195738
 

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精選版 日本国語大辞典 「裸の王様」の意味・読み・例文・類語

はだか【裸】 の 王様(おうさま)

  1. ( 同名アンデルセン童話主人公から ) 地位の高い人で、周囲からちやほやされて批判や反対を受けないために、本当の自分がわからなくなっている人のたとえ。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「裸の王様」の意味・わかりやすい解説

裸の王様
はだかのおうさま
Keiserens nye Klaeder


1837()14()

 

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世界大百科事典(旧版)内の裸の王様の言及

【シュワルツ】より

…敬愛するアンデルセンの童話から題材を借りた場合が多いが,いずれも的確な現実認識を裏付けに,独自の作品に完成させた。鋭い政治寓意劇《裸の王様》(1934),《影》(1940),《ドラゴン》(1943)などは,今も国内だけでなくヨーロッパ諸国でたびたび上演されている。シュワルツ台本による映画では,《ドン・キホーテ》(1957,チェルカーソフ主演)が群を抜いた傑作。…

【フアン・マヌエル】より

…この作品は若いルカノール伯爵が養育係のパトロニオに人生万般について教えを乞い,パトロニオがさまざまな寓話をまじえながら道徳的訓戒を与えるという形式をとった51話からなる説話集であり,その13年後に書かれたボッカッチョの《デカメロン》とともに後のヨーロッパ文学に多くの素材を提供した。例えば,シェークスピアの《じゃじゃ馬ならし》はこの説話集の第35話に基づいているし,アンデルセンの《裸の王様》の原型も第32話に見いだされる。ほかに《騎士と従士の書》や《狩猟の書》などを書いた。…

※「裸の王様」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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