親蚕(読み)しんさん

普及版 字通 「親蚕」の読み・字形・画数・意味

【親蚕】しんさん

 
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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の親蚕の言及

【勧農】より

…農業技術の指導・普及,水利・農地の開発,農時における勤惰の点検,種子・農器・農地の支給,篤農家(力田)の表彰・優遇など,勧農事業の内容は多岐にわたるが,唐・宋以後,農民の土地離脱現象がはげしくなると,勧農使を地方に派遣して実情査察を行った。古くから行われた宮中の籍田,親蚕の儀式も勧農の意味あいをもち,宋~清時代《耕織図》がえがかれたのも同じ意味をもっている。【谷川 道雄】
【イスラム社会】
 イスラム社会では勧農をイマーラ‘imāraといい,これは元来居住や耕作を良好な状態にすることを意味した。…

【皇后】より


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【藉田(籍田)】より

…《周礼(しゆらい)》や《礼記(らいき)》などにすでにその記事が認められるが,前漢文帝の治世以後実施されるに至った。新石器時代以来の社会通念である〈夫耕婦績〉にのっとって,皇帝が藉田を,皇后が親桑(親蚕とも言う)の儀礼を分担する。皇帝と皇后とは夫婦として性別による分業を示し,天下の匹夫匹婦に農桑に努むべきことを教導した。…

※「親蚕」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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